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映画の紹介250本目 『氷の微笑』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『氷の微笑』です。

この映画はポール・バーホーベン監督の作品で、

殺人事件の容疑者となった作家と彼女に惹かれていく刑事の駆け引きが展開される物語です。

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【ポール・バーホーベン監督について】

監督はオランダ・アムステルダム出身の映画監督です。

ライデン大学で数学と物理を学び、卒業後に従事したオランダ海軍で軍のためのドキュメンタリー制作に携わります。

オランダの人気TVシリーズの監督を手がけた後、1971年に長編映画監督デビューを果たして、第2作「ルトガー・ハウアー 危険な愛」(73)でオランダ国内の話題を集め、「4番目の男」(83)などで国際的にも知られるようになりました。

「グレート・ウォリアーズ 欲望の剣」(85)でハリウッドデビューを果たし、続くSFアクション大作「ロボコップ」(87)で一躍、知名度を高めます。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFアクション「トータル・リコール」(90)は大ヒットを収めるとともに、アカデミー視覚効果賞を受賞。シャロン・ストーン主演のエロティック・サスペンス「氷の微笑」(92)も反響を呼びました。

以降の監督作に「インビジブル」(00)、「エル ELLE」(16)など、過剰な暴力描写などでたびたび物議を醸しながらも、鬼才として作品を世に問い続けています。

【あらすじ】

サンフランシスコ。

ある日、元ロックスターでナイトクラブ経営者でもあるジョニー・ボズが、自宅の寝室で殺害されている姿で発見されました。

彼は全裸で、両手を縛られ、31箇所もアイスピックで刺されていた。ベッドには大量の血液とともに精液もまき散らされていました。

市警察の刑事ニックと相棒のガスは、被害者と昨夜行動をともにしていたという恋人のキャサリン・トラメルを容疑者として捜査を始めます。

キャサリンは資産家でゴシップにも事欠かない美しい女で、ミステリ作家としても活動しており、物的証拠などはなく、動機もわからないが、当夜のアリバイは確かではありません。

また、その小説に書かれている殺人の場面は、事件と極めて類似しており、それがまったく無関係のはずがなく、ニックはキャサリンに警察への出頭を要請し、取り調べを行いますが、彼女はミステリアスで挑発的な態度を取りつつ、事件への関与を完全に否定します。

捜査陣は一旦彼女への容疑を弱めますが、ニックだけはキャサリンが何かを隠していると言い張り、捜査を続けていきます。

ニックはさらにキャサリンの家を訪れ、激しく問い詰めますが、逆に彼女から過去の事件での失敗などをなじられてしまいます。

自分の記録ファイルが彼女の手に渡っていたことを知って激怒したニックは本署へ戻り、恋人で精神科医のベスにキャサリンへ情報を渡した者は誰なのかと問います。

それが、内務課の捜査官ニールセンであることを聞き、彼と掴み合いの喧嘩になりますが、その後にニールセンが何者かに射殺され、疑われたニックは一時的な停職処分を言い渡されるのでした。


彼女を取り巻く者たちの過去にも、同じような疑わしい死が隠されていました。

また、ニールセンの死もそうした事件のひとつなのか。ニックはキャサリンの妖艶な魅力に次第に翻弄され、やがて肉体関係を持つに至りますが、と同時に謎を突き止めたいという欲求と、自分もまた小説のモデルとして殺されるのではないかという予感を覚えており、その後ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
女性の妖艶な雰囲気に自分を見失っていく警察官、正体不明の殺人犯による二転三転する事件など、終始見入る事が出来ました。

とてもオススメの作品です!

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