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映画の紹介123本目 『グリーン・ブック』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『グリーン・ブック』です。

この映画はピーター・ファレリー監督の作品で、

ジャマイカ系アメリカ人のクラシック及びジャズピアニストと、シャーリーの運転手兼ボディガードによって1962年に実際に行われたアメリカ最南部を回るコンサートツアーにインスパイアされた物語です。

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【ピーター・ファレリー監督について】

監督はアメリカの映画監督、脚本家、プロデューサー、小説家です。

弟のボビー・ファレリーとともにファレリー兄弟としてコメディ映画を監督します。

初メガホンは「ジム・キャリーはMr.ダマー」(94)で、以降、「メリーに首ったけ」(98)や「愛しのローズマリー」(01)などのラブコメを大ヒットさせました。

その後も「ふたりにクギづけ」(03)などを監督し、豪華キャストのオムニバスコメディ「ムービー43」(13)では発案・監督を務めました。

「ジム・キャリーはMr.ダマー」の20年ぶりの続編「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」(14)ではお下劣、おバカ映画の健在ぶりを披露します。

一転して、単独で監督を務めたヒューマンドラマ「グリーン・ブック」(18)では、人種差別が残る1960年代の米南部で黒人ジャズピアニストと白人運転手の2人が繰り広げる旅を描き、第41回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞などを受賞しました。

【あらすじ】

舞台は1962年のアメリカです。

ジム・クロウ法の真っただ中、トニー・“リップ”・ヴァレロンガはニューヨーク市のナイトクラブで用心棒をしていました。

ある日、彼が働いている「コパカバーナ」というナイトクラブが改装工事のため閉鎖されてしまいます。

新しい仕事を探している矢先に、アメリカ中西部、ディープサウスを回る8週間のコンサートツアーの運転手を探しているアフリカ系アメリカ人のクラシック系ピアニスト、ドン・シャーリーとの面接を紹介されます。

ドンは、トニーの肉体的な強さや、物怖じしない性格を見込んで彼を雇うことにしました。

トニーは妻と子供2人の家庭を持っており、親戚も多いため、クリスマス・イブまでに自宅に帰るという約束のもと、ツアーに出発します。

ドンのレコードレーベルの担当者は、アフリカ系アメリカ人の旅行者がモーテル、レストラン、給油所を見つけるためのガイドである「グリーンブック」1冊をトニーに提供しました。

旅の始まりに早速ドンとトニーは衝突してしまいます。

ドンはトニーの粗野な性格や行動にうんざりし、彼の行動や言動を直すよう口を酸っぱくして注意しますが、トニーはドンの言う「洗練された行動」をとるよう求められることに不快感を覚えていました。

しかしツアーが進むにつれて、トニーはドンの類稀なるピアノ演奏の才能に感銘を受けます。

ところが、ステージから下りたドンに対する彼の招待主と一般の人々から受ける差別的な扱いに、彼は改めて動揺してしまうのでした。

ツアー中にドンが入店したバーで彼が白人男性のグループにリンチされた時には、トニーが彼を救い、ツアーの残りの間、トニーはドンに1人で外出しないように叱責します。

旅の間中、ドンはトニーが妻に手紙を書くのを助けていました。

トニーはドンに、離別した兄弟と連絡を取るように促すますが、ドンは自分の職業柄と名声によって兄弟と離別し、妻とも別れたことを話してラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
二人のツアー中の道中で起こる様々な差別問題や、主人公とピアニストの育ちの違いから生まれる価値観の違いなどを、長い時間共にする中でお互いに理解していく様子が印象的でした。

とてもオススメの作品です!

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