映画の紹介37本目 『フューリー』
こんにちは、TAKUです。
今日紹介する映画は、
『フューリー』です。
この映画は、
デヴィッド・エアー監督の作品で、
第二次世界大戦時代を描いた、アメリカの戦争ドラマ映画です。
【監督のデヴィッド・エアーについて】
監督はアメリカの映画監督で、脚本家・プロデューサーでもあります。
18歳のときに米海軍に入隊して、除隊後、軍隊時代の潜水艦乗組員としての経験を生かし、映画「U-571」で脚本家デビューを果たします。
以降、「トレーニング デイ」「ワイルド・スピード」(01)、「ダーク・スティール」(02・日本劇場未公開)、「S.W.A.T.」(03)などの脚本を担当します。
05年には、クリスチャン・ベール主演の「バッドタイム」で映画監督デビューを果たします。
14年には「サボタージュ」でアーノルド・シュワルツェネッガー、戦車映画「フューリー」でブラッド・ピットと、ハリウッドスターとタッグを組み骨太なアクション映画を撮りあげています。
【あらすじ】
1945年4月、連合国がナチス・ドイツに最後の攻勢をかけようとしていました。
ノーマンは戦車の中を見たことも無く、戦闘に参加したことも無く、デポでウォーダディーは武装SSに対して憎しみを抱いていることを顕わにします。
ノーマン以外のクルーは北アフリカ戦線からの歴戦の猛者であるため、戦闘経験が無くドイツ兵を殺すのに怖じ気づくノーマンを過小評価していました。
ドイツ軍対戦車砲陣地との戦闘の際に、ノーマンは戦うことをためらった為、ウォーダディーは怒り狂い、戦争の現実を「教育」するためにノーマンに捕虜のドイツ兵を射殺するよう強要します。
ノーマンはこれを拒否しますが、ウォーダディーは力ずくで銃を持たせ、彼に捕虜を射殺させました。
その後、後退するドイツ軍が防衛戦に参加しない市民を殺害してその遺体を見せしめにしたり、自らの町を燃やす様子を見て、ノーマンは敵兵に対する憎悪を燃やし、敵を容赦なく撃つようになります。
ウォーダディーの率いる戦車小隊はその交差点の保持を命じられ、部隊は行軍途中に1両のティーガーIと遭遇し、戦闘の末ティーガーIの撃破に成功するものの、その過程で4両のうち3両が撃破され、フューリーのみが残ります。
交差点を監視できる丘の上へ移動しようとしますが、対戦車地雷を踏んで右の履帯が切れて、走行不能となったフューリーは交差点上で立ち往生します。
クルーは戦車を放棄して森へ逃げることを主張しますが、ウォーダディーはこれを拒否して、1人で戦おうとします。
敵をギリギリまで引きつけたウォーダディーとクルーは、戦車砲とすべての小火器・手榴弾を駆使して、圧倒的な数の差にも関わらず武装SS大隊に多数の損害を与えます。
立ち直った武装SS大隊は夜陰に乗じて激しく反撃し、フューリー側の弾薬が乏しくなります。
ウォーダディーも狙撃兵の銃撃で、3発の銃弾を体に受けました。
そして車体の下に出たノーマンは、地雷の爆発によってできた地面の穴に隠れ、ウォーダディーは戦車の中に放り込まれた手榴弾の爆発によって戦死します。
翌朝、ノーマンはフューリーの車内へ這い上がり、ウォーダディーの遺体にジャケットをかけます。
そこに到着したアメリカ軍部隊が車内で息を潜めていたノーマンを発見し「お前はヒーローだ」と話しかけ、彼らの奮戦によってドイツ軍の攻勢が失敗に終わったことが暗示され、ラストを迎えるという物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
全体的に戦車を使ったシーンがとても印象的で、アメリカの軍事主義を都合良く物語を作っている要素もあり、戦争することの悲惨さを学びました。
とてもお勧めの映画です!
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