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映画の紹介249本目 『スターシップ・デュルーパーズ』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『スターシップ・トュルーパーズ』です。

この映画は、

ロバート・A・ハインライン原作の「宇宙の戦士」を、ポール・バーホーベン監督が映画化した、昆虫型エイリアンと人類の壮絶な死闘を描いた物語です。

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【ポール・バーホーベン監督について】

監督はオランダ・アムステルダム出身の映画監督です。

ライデン大学で数学と物理を学び、卒業後に従事したオランダ海軍で軍のためのドキュメンタリー制作に携わります。

オランダの人気TVシリーズの監督を手がけた後、1971年に長編映画監督デビューを果たして、第2作「ルトガー・ハウアー 危険な愛」(73)でオランダ国内の話題を集め、「4番目の男」(83)などで国際的にも知られるようになりました。

「グレート・ウォリアーズ 欲望の剣」(85)でハリウッドデビューを果たし、続くSFアクション大作「ロボコップ」(87)で一躍、知名度を高めます。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFアクション「トータル・リコール」(90)は大ヒットを収めるとともに、アカデミー視覚効果賞を受賞。シャロン・ストーン主演のエロティック・サスペンス「氷の微笑」(92)も反響を呼びました。

以降の監督作に「インビジブル」(00)、「エル ELLE」(16)など、過剰な暴力描写などでたびたび物議を醸しながらも、鬼才として作品を世に問い続けています。

【あらすじ】

民主主義崩壊後の新政府、地球連邦では軍部を中心とした「ユートピア社会」が築かれています。

社会は清廉で、人種・男女の差別なくまったく平等に活躍していますが、軍歴の有無のみにより峻別され、兵役を経た「市民」は市民権を有し、兵役に就かない「一般人」にはそれがありません。

銀河全体に殖民を開始する人類だが、その先で遭遇した先住の昆虫型宇宙生物(アラクニド・バグズ)の領域を侵したことから紛争が発生し、バグズが地球に対し小惑星を突入させる奇襲攻撃を仕掛け、全面戦争が始まります。

主人公ジョニー・リコは、高校卒業後地球連邦軍に入隊して宇宙戦艦のパイロットを志望する恋人のカルメン・イバネスに憧れ、「一般人」の両親の反対を押し切って軍に入隊。優秀なカルメンは艦隊アカデミーへ、超能力者である友人のカールは情報部へ配属されますが、リコは機動歩兵隊へ配属され、ブートキャンプで教官のズィムにしごかれる日々を送るのでした。

実力が認められ分隊長に昇格しますが、訓練中に自らの判断ミスにより同期一人を殉職させる事故を起こしてしまいます。

一度は除隊するものの、バグズの奇襲攻撃による故郷ブエノスアイレス壊滅のニュースを観て復讐心に燃え、機動歩兵に復帰して宇宙での戦いに加わるのでした。

緒戦で地球連邦軍は敵主星クレンダスに侵攻しますが、おびただしいバグズによる攻撃で壊滅的敗北を喫します。

重傷を負ったものの生還したリコは、仲間らとともに、ブエノスアイレスの高校で恩師だったラズチャックが率いるエリート部隊「ラズチャック愚連隊」に配属されるのでした。

偵察部隊からの救難信号を受けて、ラズチャック愚連隊は惑星「P」に降下しましたが、救難信号自体がバグズの仕掛けた罠でありました。

次々押し寄せるバグズとの厳しい戦いで仲間と恩師を次々に失って、リコは辛くもカルメンとその新しい恋人のザンダーが操縦する宇宙機で救出され、その後ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
地球に住む軍隊が数百万人レベルで次々と敵の昆虫に倒されながらも、主人公の成長や軍国主義への皮肉のような内容などもあり、終始見入ることが出来ました。

とてもオススメの作品です!

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