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映画の紹介107本目 『ジャージー・ボーイズ』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ジャージー・ボーイズ』です。

この映画は、
クリント・イーストウッド監督の作品で、

歌声と曲作りの才能、ハーモニーを武器にスターダムに駆け上がった4人の若者の栄光と挫折を描いた物語です。

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【クリント・イーストウッド監督について】

監督はアメリカの映画俳優、映画監督、映画プロデューサー、作曲家、政治活動家です。

映画デビューは「半魚人の逆襲」で、58年から始まったTVシリーズ「ローハイド」の準主役で人気を博します。

その後、イタリアへ渡り「荒野の用心棒」(64)、続く「夕陽のガンマン」(65)と立て続けにマカロニ・ウエスタンに主演しました。

68年にはアメリカに凱旋帰国して、自らの製作プロダクション「マルパソ」を立ち上げます。

71年に製作した「ダーティハリー」では、
スターの座を確立して、同年「恐怖のメロディ」で映画監督デビューもして、以後ほとんどの作品を自身のプロダクションで製作・監督・主演しています。

93年には「許されざる者」で、05年にも「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー作品賞・監督賞を受賞、映画作家としても頂点に上り詰めました。

【あらすじ】

ニュージャージーの田舎町に住むトミー・デビートやニック・マッシはケチな犯罪で何度も警察の世話になっていましたが、一方でバンドを組んでおり、弟分のフランキー・ヴァリに歌唱の才能を見出していました。

マフィアとも繋がりのあるトミーとの付き合いに否定的だったフランキーの両親の心配とは裏腹に、フランキーの歌声はマフィアのボス、デカルロさえも魅了し「困った時はいつでも助ける」と約束されます。

トミーの友人ジョーの紹介で作曲の才能もあるボブ・ゴーディオが加入し、さらにレコード会社のボブ・クルーとの契約までは漕ぎつけますが、バックコーラス以外に仕事はなく、クルーからは自分達のレコードを出す条件にヒットするクオリティーの楽曲と、レコーディング資金3500ドルを要求されます。

バンド名を「フォー・シーズンズ」に改名し、トミーが資金を調達してきた頃ボブが「シェリー」を作り上げてきました。

「シェリー」は全米で大ヒットしチャート1位を獲得、続く「恋はヤセがまん」「恋のハリキリボーイ」も全米1位を獲得すると、テレビ出演やホールコンサートを重ね、バンドは一躍大スターへと駆け上がるのでした。

しかし仕事が忙しくなった影響でフランキーは自宅を空けがちになり、生活が荒れる妻メアリーとの仲が急速に悪化します。

トミーが用意した資金はマフィア絡みの高利貸しからの借金で、バンドの税金支払い用の貯蓄を使い込むなど金遣いの荒いトミーの借金は15万ドルにまで膨らんでいました。

トミーの素行の悪さは多くの問題を露呈し始めており、無銭宿泊でバンドメンバー全員が拘留される原因を作っても、初めての逮捕にショックを受けるボブに対して悪びれる素振りも見せませんでした。

さらにバンド取材で知り合い、フランキーの恋人となっていた女性記者ロレインに手を出そうと口説いてきた事でフランキーの怒りを買います。

ニックもホテルの同室で傍若無人に振る舞うトミーへの我慢が限界に来ていました。

一方トミーは、フランキーとボブが個人的に契約を交わしている事を裏切りと感じていました。

フランキーが借金問題の解決のためにデカルロに助けを求め、そこでデカルロの介入があり話し合いの場を設けてラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
実際にヒットが出るまでの苦労話や業界の裏話をはじめ、個々のメンバーがナレーターの役割を描くのも面白く感じました。

とてもオススメの作品です!

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