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本の紹介54冊目 『シリコンバレー式 頭がよくなる前技術』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介するのは、
デイヴ・アスプリーさんの著書
『シリコンバレー式 頭がよくなる全技術』です。

この本は、
アメリカのIT起業家、
マーケターでもある著者が、

「食事でいかに脳のパフォーマンスが上がるか?」ということを、
自己実験に17年と100万ドルも
費やして研究したのをまとめたものです。

この本を読むだけで、
脳の全機能を爆発的に上げる秘訣を
学ぶことができます。

【「強靭で回復力の強い脳」をつくる4つのステップ】

ここでは、
エネルギー効率を高めて、
脳をさらに良く機能させるようになる、
4つのステップを説明しています。

1.「脳を弱めること」をやめる

多くの人が、脳の動きを鈍らせる行為を
自分でしていることを知りません。

脳のハイリスク要因は、
朝食からベッド脇の読書灯まで、
そこかしこにあります。

そのため、
個人的なハイリスク要因をさぐりあてて、
生活から排除することで、
脳エネルギーの蓄えをもっと重要な
ことに使うことができます。

2.「もっと多くのエネルギー」を加える

まず、
脳は全身のエネルギーの20%を使い果たします。

そこで、
このエネルギーというのは、
体の全細胞の中にあるミトコンドリアが生成しています。

つまり、
ミトコンドリアの数、効率、強度を上げることで、いまの知力や、がんなどにかかるかどうかが決まります。

ここで、
「多くのエネルギー」を加えるためには、
戦略的な食事の改善やサプリメントの摂取、
良質な脂肪を食べる必要があります。

3.エネルギーの「生成の分配の効率」を高める

ミトコンドリアは、
しかるべき効率でエネルギーを生成していない可能性があります。

この原因として、
栄養素や抗酸化物質の不足、
さまざまな毒やストレスや睡眠不足のダメージが考えられます。

具体的な改善は、
毒素とハイリスク要因を環境から取り除き、
適切な食事の摂取やライフスタイルを
改善することです。

4.「ミトコンドリア」を強化する

ミトコンドリアは一般的に、
「細胞の発電所」と呼ばれています。

パフォーマンスを最大にするには、
このミトコンドリアにきっちりと
正しい量のストレスを与えることです。

具体的なテクニックで正しい量の
圧力をかけることで、
盛りを過ぎたミトコンドリアを排除し、

残りが強くなるように刺激を与えていきます。

【脳を変える完全無欠の抗酸化物質】

脳をコントロールする際に、
どんな食物を体に入れるかで、
脳のパフォーマンスは変わります。

「栄養」は文字どおりの意味で燃料であり、
脳を効率よく走らせるか、
故障させてしまうかを決めます。

ここで、
「ポリフェノール」は酸化によるダメージから
守ってくれることに加え、
ミトコンドリアにとっての防御能力を
沢山もっています。

ポリフェノールの効能は主に4つです。

1.「腸」を守る
2.「神経発生率」を高める
3.細胞に「生きるか死ぬか」を命じる
4.「炎症」との戦いの力になる

またこのポリフェノールを摂取することで、
得られる効果が大きく、
多く含まれる食べ物や飲み物を4つ挙げています。

1.コーヒー
2.チョコレート(「カカオ85%以上」「ヨーロッパ産」を選ぶ)
3.ブルーベリー
4.ざくろ
5.ぶどうの種
6.ぶどうの皮


さらに、
このポリフェノールと共に
「神経伝達物質」を作るために、

・牛肉
・アーモンド
・卵
・ラム
・天然もののサケ

などに「良質な脂肪」が含まれているので、
糖分を控え、これらを積極的に食べることが大切だと言います。

【最後に】

この本では、

「日常的な食事でいかに脳のパフォーマンスを
上げていくか?」

を学ぶことができるので、

これからの食生活のロードマップを
学ぶことができる一冊です。

ぜひ読んでみてはいかがでしょうか!

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