映画の紹介93本目 『オッド・トーマス』
こんにちは、たくやです。
今日紹介するのは、
『オッド・トーマス』です。
この映画は、
スティーヴン・ソマーズ監督の作品で、
ディーン・クーンツの小説「オッド・トーマスの霊感」を基に映画化した物語です。
【監督のスティーヴン・ソマーズについて】
監督はアメリカの映画監督、脚本家です。
アメリカとスペインの大学で学び、その後4年間を舞台俳優、及びロック・バンドのマネージャーとしてヨーロッパ中を回ります。
帰国後、南カリフォルニア大学で映画制作を学びました。
古典的なモンスター・ストーリーをCGをふんだんに駆使して蘇らせており、深海に潜む太古の海洋生物が豪華客船を襲うという斬新な内容の『ザ・グリード』をヒットさせ、『ハムナプトラ』で長年切望していたミイラ映画のメガホンを取りました。
そのほか製作者としての立場で、プロダクションI.Gの黄瀬和哉がアニメーション・ディレクターとして参加した『ヴァン・ヘルシング』前章となるアニメーション『ヴァン・ヘルシング アニメーテッド』、『ハムナプトラ』の3作目『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』などを手がけています。
【あらすじ】
オッド・トーマスは南カリフォルニアの町ピコムンドに住む20歳のコックです。
彼は死者の魂(幽霊)を見ることができる特殊能力を持ち、幽霊の通報を受けて未解決殺人事件の犯人を捕まえて警察に引き渡す毎日を過ごします。
しかし、オッドの能力を知っているのは警察署長・ワイアットや、運命の恋人・ストーミーを含むごく少数の人間に限られていました。
ある日、オッドは凄惨な殺人事件を予知して群がる、オッドにしか見えない怪物ボダックがオッドの住んでいる街に群がっていることから、大量殺人が起きることを予知します。
ですが、どこの誰がどうやって行うのか不明でした。
オッドはオダッハが群がるキノコ男ことボブが怪しいと目を付けて、ボブの家に忍び込んだが決定的な証拠は見つからず、決行日が15日だということを掴んだだけでした。
逆に、ストーミーと教会にいる所をボブに襲われて間一髪で逃げ出す始末で、警察に通報するもボブは行方不明で、友人のリゼットがボブの犬に襲われて殺されてしまいました。
更に署長が何者かに撃たれて入院し、オッドは一人で戦うことを余儀なくされます。
自宅に戻ったオッドはボブの死体を発見、誰かが自分に殺人の罪を着せようとしていると気づきます。
教会にオッドを襲いに来たボブはすでに幽霊であり、ボブの死体を隠して、ボブの家に再度忍び込んだオッドは再びボブの幽霊に襲われ、間一髪で逃げ出すが、そこでボブの死体を再度調べて悪魔崇拝者の印「POD」を見つけます。
PODのタトゥーはヴァーナー巡査にもあり、最初からヴァーナー巡査は大量殺人の一味なのでした。
オッドはヴァーナー巡査のパトカーが、ストーミーが働くアーケードに止まっていることを発見して、アーケードに乗り込み、警備室のガードマンを撃ち殺した覆面の男をバットで倒します。
覆面の男はエクルズ巡査であり、彼もまた大量殺人犯の仲間で署長を襲ったのも彼でした。
オッドはエクルズの銃を奪い、銃撃を始めたもう一人の覆面の男を辛くも倒して、ストーミーの無事な姿を確認します。
全てが終わったと思ったとき、リゼットの幽霊が駆け込んで来ました。
慌てて男の覆面をはがしたオッドが見たのは、ヴァーナーではなく、リゼットを襲った犬を撃って殺したゴスの顔であり、ラストシーンへ向かう物語です。
【最後に】
本作品を鑑賞して、
死者の魂や悪霊が見える主人公という設定や、サスペンス・ラブストーリーもあり、オリジナリティ溢れる映画でした。
とてもオススメの作品です!
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