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映画の紹介33本目 『ヘッドハンター』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介する映画は、
『ヘッドハンター』です。

この映画は、
モルテン・ティルドゥム監督の作品で、

ヘッドハンターの仕事をしながら、裏で美術品を盗むことで高級な暮らしを維持する男の人生最悪の危機を描いた物語です。

【監督のモルテン・ティルドゥムについて】

監督はノルウェー出身の映画監督です。

米ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで学び、1990年代初めから母国ノルウェーでMVやCM、音楽番組などを監督します。

ジョー・ネスボの小説を映画化したサスペンススリラー「ヘッドハンター」(本作。11)は、ノルウェーで歴代1位の興収を記録しました。

初の英語作品となる「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」(本作、14)は、トロント国際映画祭の最高賞で観客賞を受賞したほか、ティルドゥム自身も米監督組合賞にノミネートされました。

現在は米ロサンゼルスを拠点に活動しています。

【あらすじ】

ロジャーは、表向きは有能なヘッドハンターとして成功し、美しい妻ダイアナと誰もがうらやむような優雅な生活を送っています。

そんなある日、画廊を経営する妻の開いたパーティで、電子機器ビジネスで成功した外国人実業家のクラスと出会ったロジャーは、彼が高価な絵画を所有していることを知ると、その絵画を盗む計画を立てます。

まず、会社を売却して現在は一線を退いているクラスを国内一流企業の重役として就職させるとして近づきます。

そこで、彼についての情報を集めると、ロジャーは首尾良く絵画を偽物とすり替えることに成功します。

妻の浮気に悩むロジャーは、ある朝、自分の車の中で盗みの相棒であるオーヴェが死んでいるのを発見します。

慌てたロジャーは、湖にオーヴェの死体を捨てに行きますが、湖に死体を放り込んだ直後にオーヴェが息を吹き返します。

理由が分からないまま逃げるロジャーでしたが、クラスが確実に自分を追いかけて来ることから、以前クラスが語っていた特定の人物を追跡する技術を思い出し、身につけているものを全て捨てました。

行き場のないロジャーは、元愛人のロッテの家に転がり込みますが、ロジャーが生きていることをロッテがクラスに連絡しようとしていることに気付きます。

そこで、ロジャーがその偽絵画を盗んでしまったことから、全てを隠蔽するためにクラスがロジャーを殺そうとしていたのです。

そんなロジャーにロッテが突然襲いかかって殺そうとしますが、ロジャーは隠し持っていた銃で咄嗟にロッテを射殺します。

そしてダイアナも、子供を欲しがらないロジャーとの関係に悩んだ末にクラスと関係を持ってしまったといい、ただの遊びだったと告白しました。

ロジャーは、パトカーの転落で死んだ警官の解剖を行なっている施設に侵入します。

事故の証拠品の中から自分が剃った髪を入れておいた菓子袋を盗み出すと、それを使ってクラスをオーヴェの死体がある小屋におびき出します。

ロジャーはカメラに写らない位置でクラスを待つと、そこにクラスが現れて、ロジャーを射殺しようとしますが、実はクラスの銃は既にダイアナが弾を密かに抜いていたことから不発、ロジャーは難なくクラスを撃ち殺すことに成功します。

事件は大々的に報道されて、メディアをはじめとする世の中の空気を受け入れ、全てはロジャーの思惑通りに解決します。

それからしばらくして、ダイアナはロジャーの子を妊娠して、ロジャーは低身長のコンプレックスを克服する...という物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
色んな箇所に布石があり、
目が離せない仰天の展開が続くので、
終始のめり込んでいました。

とてもお勧めの映画です!


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