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オンライン世界一周ゼミスタート!

TABIPPOで初の取り組みである、オンラインでの #世界一周ゼミ が昨日始まった。

参加者は36名。北は北海道から南は沖縄どころかシンガポールまで、オンライン開催ならではのラインナップで愉快な参加者たちが集まった。全5日開催のコミュニティなのですが、昨日待ちに待ったday1キックオフが終わったのでその所感を書いていきます。

不完全さをどこまでオープンにするのか

今回のゼミはTABIPPOとして初めてのオンライン開催ということもあり、めちゃくちゃ手探りで進めているのが正直なところ。そしてこの手探り感を敢えて出していくこと実は結構意識している。

運営として「初めてなので」「慣れないので」みたいな発言は、少なくない時間やお金を頂いている身として責任感とプロ意識のない言い訳のように感じてしまう可能性がある。実際に僕自身も参加者だったらそう感じるのかもしれない。しかし今回は運営として、そのスタンスを終始貫いていきたい。

というのも、今回のゼミで大切にしたいことでもありday1のオリエンテーションでも結構強いメッセージとして出した「自分がゼミに対して貢献できることを考えて下さい」「Give&Takeではなく、Give&Give&Give&Take。Takeするなら3回は自分からGiveしましょう」というような言葉。参加者自身が主体的にゼミに関わって、全員で良いコミュニティを作っていきましょうという強い思いがある。

実際に参加者の方もnoteに感想を書いてくれたけど、何を与えることができるのか?どう貢献できるのか?これはすぐに出る答えではない。結構難しい問いだと思う。

となると運営としては「何ができるんだっけ?」の問いや「これに困っている」「こういうふうになればいいと思っている」という課題を常に提供し続けることによって、参加者が自分が貢献できると思えるような「余白」を分かりやすく用意することが大事なんじゃないかなと。

「さあ、自由になんでもやってね!」「主体性が大切!」と言ったところで、初対面かつオンラインでしか繋がれない40人のコミュニティで1人1人が自発的に動くには心理的安全性に限界がある。「これやっていいんだっけ?」「みんな必要としてるんだっけ?」「乗っかってくれる人いるのかな」といった不安は誰しもがある。そうならないために、運営側が率先して困っていることや足りていない部分を開示していき「こういう領域で協力してくれる人いませんか」「この範囲を任せたいんですが興味ある人いませんか」と自由に動ける範囲をある程度出していく必要がある。

僕自身が完璧主義なところがあったり、最初に書いたプロ意識的な視点から考えても、ダメなところや改善点を運営がオープンにしていくことは勇気がいるが、共創とはそういうことなのかなと思う。

こうやってnoteに運営としての意図や思惑をあえて書いているのも、僕が思う課題感やゼミに対する貢献領域がなんとなく伝わってより参加者の自発性・主体性が育めればいいなと思ってのこと。(本当のところはどうやってうまく回しているのかをカッコよくうまく取り繕って書きたいw)

day1を通して感じた課題、今後良くなるといいなと思っていること

ということでday1を終えて、現時点で僕の頭の中にある課題感や今後期待していることなどを大小粒度関係なくざっとメモがてら書いてみた。問いを常に提供していくことで、参加者のみなさんが自分ができることを考える何かのヒントになればいいなと。

・zoom、note、Twitter、Facebookなどツールに関するリテラシーと利用意欲に個人差がめちゃくちゃある気がする。これをどこまで均一化するために呼びかけていくのか、もしくは人それぞれの自由でいいよねとして極力介入しないようにするのか。

・特にFacebookグループでのスレッドが早くも煩雑になってきて普段から使っている人は追いきれないのではないか。意欲格差・能力格差は良いが、情報格差は極力なくしたい。

世界一周ゼミマガジン を全日程終了して見返した時に、メンバーそれぞれの取り組みや感情を生々しく思い出せるようなものにしていきたい。

・直接会えない中で40人全員が全員とそれなりに仲良くなる、気心知れた仲になることを目指すのか、チーム単位やプロジェクト単位で10名程度でいいから濃く深い関係を作ることを目指すのか。広く浅くか、狭く深くか。

・コロナ規制が少しずつ緩和されていく中で(地域格差はすごく広がる)、どこまでオフラインでの有志活動を許容するのか、制限するのか。愛媛に遊びに行く企画みたいなのがあってもいいなと思いつつ、コロナの中でやらないほうがいいのでは?的な意見もありそう。

・ゼミの進行や旅の情報以外の、TABIPPOとしての会社/メンバーの情報や告知をどこまでするのか、求められているのか。知りたい人もいそうやし、情報多くて困る人もいそう。

・メッセやzoomなどで発言回数が少なくなりがちな人のケア。

・全員に最終プレゼンに対して熱意を持って取り組んでもらうための、序盤からの設計。最終日をどう意味のあるものにするか。エモい感じがいいのか、ワイワイ楽しい感じがいいのか。

・ゲストと参加者の距離感。どこまでゲストに入り込んでもらうか。人によって違いそう。

・地域、年齢、学生/社会人、男女がうまく分散していることによる相乗効果って何がある?多様性を強みにした、このゼミならではの面白い取り組みは何かないかな

・参加者にとっての一番の価値とは何か?

・ゲストにとっての一番の価値とは何か?

・TABIPPOとして、今後の別のゼミやコミュニティ運営にどう活かしていくのか?

・モリモリにコンテンツや課題を盛り込んだり、厳し目のフィードバックをしてある程度負荷やストレスがあったほうが参加者にとっていいのか。気軽な感じやとりあえず5回講義に出ればOKというライトさ、負担が少ない方がいいのか。その人の熱量によって切り分けたほうがいいのか、全体として統一した温度感があったほうがいいのか。

・こういうコミュニティに入ってみて、コミュニティマネジメントに興味がある人、うまく運営できそうな人には今後の別の企画でコミュマネとして関わってもらえると嬉しい。

・コミュマネ5人の立ち位置や役割分担どうしようか。どんな役割や立ち振舞が求められているのか。

・登山にいきたい。

・学生 対 社会人でバディー組んで、メンターメンティーみたいなのあると面白いかも?

・もともと予定していたこと、伝えていたことをどこまで臨機応変に変更していくか。言ってたことと違う!!をどこまで許容するのか、してもらえるのか。

・TABIPPOのメンバー、会社を好きになってほしい。ファンになってほしい。行動指針とかうまく使いたい。

・卒業生のコミュニティあるといいかな?

粒感バラバラに適当に書きましたw

まとめ

以上、day1を終えての所感をダラダラと書きました!何かヒントになればいいなと思います。

#世界一周ゼミ

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