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今日という日、2023明治安田生命J1リーグ第17節”横浜FMvs柏”という試合

さっき試合が終わり、家に帰り、風呂に入り、ちょっと落ち着いたので書きます。
これは文学です。そういうことにします

前半はビールたった2杯で気分が良くなってふわふわしており、後半はスペクタルな展開と興奮であいまいです。時系列とか多分バラバラです。後で見逃し配信とハイライトを見ます

でも今のこの感覚を今残したい気持ちが強く、今書こうと思います
特に画像もないし引用もなく、ツラツラと書きます

表紙の画像はスタジアムショップ隣のレストラン”アーリークロス”のハンバーグプレートです。ちょい高いかもしれませんが美味しいです


73分まで

13分アンデルソン・ロペスがPKを沈め横浜FMが先制
40分エドゥアルドが右サイドからのクロスを自陣ゴールに流し込み、柏が追いつく
41分エドゥアルドがロングパス、エウベルが神トラップからゴール左隅に流し込み勝ち越し
46分後半開始直後に戸嶋が決めて同点。また戸嶋、また戸嶋か
73分片山へプレスに行くか迷ってるうちにクロス、フロートがヘディングで勝ち越し。背も高いけどデカいですよねフロート

その時の僕のお気持ちとバクスタの雰囲気(なんとなく)

またこれか
リードするものの、なぜか相手に主導権を握られる
後半開始にフワッと決められる
ロングボール、サイドチェンジを交えながらクロス→ゴール
順位では相手が下、相手はこれまでの試合でうまく行ってない
そんな相手にひっくり返される

僕の気持ちはドン底

バクスタは様々
手拍子する人もいれば声を出す人もいる
友達と話しながら、家族と楽しみながら、1人でぶつぶつ言いながら
バクスタは(バックアッパーは)試合が見やすいのと、いろんな人がいるので好きです
感覚としてはこういう試合展開に対するいつもの雰囲気でした

横浜FM 選手交代

70分畠中、喜田、西村に代わり、上島、山根、マルコスを投入
79分ヤン、エウベルに代わり、水沼、宮市を投入

この時、ぶっちゃけ可能性を感じませんでした
ボールを保持するが効果的なパスは入らず、チャンスらしいチャンスは生み出されず
頭抱えました
こんなのでいいのか
いかに自宅へ早く帰るか、頭でシミュレーションしてました

決定機を外す渡辺皓太
思えばああいう形が何回か続き、最終的にのちの同点、決勝点を生み出してた気がするのである

90+4分 その前に

突然ですが、僕は水沼という選手が好きです
色々な背景やエピソードがありますが、何より職人芸的なプレーが好きです
必殺仕事人だと思ってます

でも、1人ではなかなか難しい
組み合わせで、チームとして仕事をさせてこそ光る職人芸的プレー
いかに水沼に仕事をさせるか、舞台ができれば6、7割くらい仕事をする(という印象。必殺ほどではないか。でも必殺ついた方がかっこいいよね)

90+4分アンデルソン・ロペス 同点弾

87分立田が連続で2枚イエローカードをもらい退場
11人対10人の状況
上島がボールを持つとその都度丁寧にブーイングを捧げる柏サポ(けなげ)
その上島から松原、縦へ走りながら受ける渡辺
この瞬間、同じく縦へ走ると見せかけてブレーキ、フリーになる水沼
ナベコ(渡辺)は2人を引きつけながら水沼へ
こうなると水沼は仕事をする
彼のクオリティは彼がボールを持った際の時間とスペースに比例する(印象)

ダイレクトでクロス(ダイレクト!(←すごい))

ロペスがヘディングで合わせゴールを決める(←すごい)

沸く、スタンド、沸騰
テンションが上がるさっきまで◯んでた僕

喜び、煽りながら自陣へ戻るロペス
速攻でボールを回収、センターサークルへ(←星の数ほどあるマルコス好きポイントの1つ)
煽り散らす松原と上島(たぶん)

まだ終わらない
同点では終わらない
勝つんだという雰囲気ができていた

90分+7分 その前に

5/24のルヴァン杯札幌戦で怪我から復帰した宮市
彼のこれまでの詳しい経歴は後でググって欲しいのですが、この日以来、彼の一挙手一投足に「おかえり、ありがとう」と心で呟く僕です

90分+7分宮市 おかえり、ありがとう

マルコスがロペスへパス、相手に防がれ転がるボール
拾ったマルコスが右後方へ折り返す

そこに宮市
トラップ、シュート、相手にリフレクト、転がるボール
「入れ!」と叫ぶ僕
転がるボール
決まるゴール
(この間1分くらい時間止まりましたよね?)

ゴール裏に駆ける選手たち、スタッフ陣
多分ピッチレベルにいたマリノスの人間全員走ってたべ

その時のバックスタンド

大歓喜の日産スタジアム
ゴールのチャントは「オーレーオレオレオレーみーやーいーちー」が通常なのですが今回は「We are Marinosとラーララララーラをひたすら繰り返すアレ」
最高でした
これぞマリノス、俺たちがマリノス
何度でも言おう
これぞマリノス

興奮の坩堝とはこの事を言うんだと思いました

普段はナイスプレーやヒヤッとする場面、ゴールや勝利など瞬間瞬間で歓声が湧く。手拍子をする人は結構いるけど歌い人は少ない
そういう場所がバックスタンドだという印象でしたが、ここまで熱い試合はここまで熱くなれる
みんなでチャントを歌い、選手の名前をコールし、声をかける
新鮮でした。あるいは忘れていたのかもしれません
この風景を
この感覚を
久しくこういう試合に立ち会えてなかったと思う

そして、思ったことがもう1つ
この風景と感覚をもう少しお目にかかりたいし、味わってもらいたい

その時に思ったこと

スタジアムを「劇場」に例えることがあります
夢の劇場オールド・トラッフォード、カルチョのスカラ座サン・シーロなどなど
確かに普段は劇場に近いのかもしれませんし、転じてサッカーは舞台や映画のような物だとも言えると思います

そして僕は「サポーターは出されたものを食べるしかない」と常々思っています
サッカーはその時のチーム状況(選手編成、怪我、移籍etc)、環境(天気、ピッチコンディションetc)、その日の試合展開etc

「どう頑張ってもどうにもならないことがある。それでも名一杯にサッカーを横浜F・マリノスを楽しもう」そういうスタンスです
なので基本的にスタジアムは劇場でサッカーはその時に作られる作品だと思っています

思っていましたが、なんか今日の試合は、あの何分間は違いました

観てるとも違う、参加してるとも違う
自分がその時間・空間になっている?
上手く言えませんが不思議な、およそ普段生活している上では感じたことのないような感覚、そしてそれは本当に幸せな感覚でした
上手く言えないけど、もう一度味わいたいし、みんなに体感して欲しいものでした

普段のスタジアムも好きですがこういう雰囲気のスタジアムも好きです
こういう雰囲気もあるんだ、と感じられたのもとても嬉しかった



風呂に入ったり、興奮しながら母に試合の感想を聞いて「今日はポストとバーに助けられたね」と冷静に返されたり、途中で晩御飯を食べたりしながらやってみましたが、結局、言葉や文にしても全然考えはまとまらないです。
が、なんかこういうのやってみたかったので恥を偲んでここに残します。

追伸
DAZNで観てた友達からLINEが来ました。「やべぇ試合じゃん」「これは行きたかったな〜〜」(原文まま)
わかる


最後に

最後に自分がこの日好きだったことをダラっと書きます

全力で指揮するDB.スターマン

ベイスターズのマスコットであるDB.スターマン
試合前にはお立ち台に上り、民衆の歌で全身全霊の指揮を披露しました
My指揮棒も持参。妙に慣れてたけどハマスタでもそういう場面があるんですかね?
それをちょい引きながら見守る同じベイのマスコットのキララちゃん
ふわふわ空間

マスコットたちの円陣

いつも試合開始時、ベンチ横でカモメ3羽で円陣を組むんですが、今日はベイからハムスター2匹、ビーコルから海賊1人も加わってました
言葉通じるのだろうか

2点目アシストのエドゥアルド大喜び

今節、先発の背番号5のエドゥアルド
直前に見事なオウンゴールを決め、苛立ちを露わにしていましたが、その後のファーストプレイで美しいロングスルーパスでエウベルのゴールをアシストしました
よほど嬉しかったのかものすごい勢いでエウベルにダッシュ、膝スライディング。その勢いであわや衝突かと思われましたが冷静なエウベルがいい感じに合わせてました。良かったねエドゥ

diana早すぎ

I ☆ YOKOHAMA DAYということでマスコットと一緒にベイからはdiana、ビーコルからはB-ROSEのチアリーダーズが来場。ステージやピッチでマリノスのトリコロールマーメイズと一緒に試合を盛り上げてくれました。そしてハーフタイムにはリレーバトルを開催
まあ早いと巷での噂でしたがdianaマジ早い。特に2走がマジ早い。2〜3馬身差くらいつけてましたね
そしてスタートで流れた中山競馬場のG1ファンファーレ。わかる人は手拍子と掛け声してましたね笑。とても良かったです

勝利の円陣前 宮市と日暮トレーナー

インタビューが終わり、恒例の円陣に加わる宮市
円陣を突っ切って向かう先には照れくさそうにしてる日暮トレーナー
熱い抱擁
2人のこれまでの時間を思わせる瞬間
日暮さんの背中を押す安達アシスタントコーチも良かった


終わり

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