見出し画像

無人店舗について②

こんばんは。スマレジの三浦です。
本日は前回の記事の続きです。
無人店舗のデメリットについて書いていきます。

無人店舗のデメリット

①初期費用の負担が大きい
有人店舗と比べ、無人店舗は初めに各種認証機器や、防犯カメラ、キャッシュレス決済システムなど、さまざまなIT機器を設置する必要があります。このため、導入する場合には有人店舗に比べ、どうしても初期費用の負担が生じてしまいます。
無人店舗により人件費は削減出来ますが、初期費用の予算を確保する必要がございます。

②現金・キャッシュレス以外のイレギュラーな支払いに対応出来ない
現金は自動釣銭機で、キャッシュレスは決済端末の導入で無人化を図る事が出来ますが、それ以外の支払い方法は無人店舗では受付していないケースがございます。例えば自治体が発行するプレミアム商品券での支払いや各種クーポン券を活用して値引きを行いたいといった場合は有人店舗でしか対応していないといった具合です。

③機器故障時やイレギュラーの対応が発生した場合に対応に時間がかかる
キャッシュレスや無人店舗に慣れているお客様からすると快適ですが、キャッシュレスも全く使わないお客様からすると、慣れていない上に、不明点を聞く人もいないといった場合にご不便をかけてしまう事もございます。
実際ニュースでもスーパーでセルフレジを導入したが、使い方がわからないので、結局セルフレジ用に人員を割く必要があると言った事例もあったり。。。
またシステム有りきになるので、機器故障時やイレギュラーが発生した時のリスクヘッジも想定しなければいけません。

スマレジでの事例について

スマレジをご検討のお客様でも無人販売店舗に興味があるというお客様がちょくちょくおられます。
当社もセルフレジ運用が可能ですが、無人販売店舗での利用は上記のデメリットも把握した上で、導入が必要です。
また無人販売に限らず防犯カメラとPOSジャーナルを連動させる事は可能ですので、無人販売店舗導入時にはご検討頂けますと幸いです。

最近ではクリーニング店でも無人販売店舗の事例が出来ましたのでご紹介いたします。

アプリマーケット内のクリーニング店専門アプリ「cleeean」、デジタル会員証LINEアプリ「Lメンバーズカード」を、スマートフォンで認証可能な非接触型デジタルロッカー「UBO」と掛け合わせることで、これまで小規模のクリーニング店ではコスト面で導入が難しかった様々なサービスをお客様へ提供することが可能となりました。

今まで無人店舗は大手企業が多額の費用をかけて、導入をしておりましたが、こうした事例を元に今後もお客様の利便性向上に努めてまいります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?