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【GGST ソル】キャラ対策 ポチョムキン増補改訂版【Ver1.25】

 どうも、ようやく春の訪れを感じられる気候になってきてホッとしているたくさんです。今回は、ポチョムキンのキャラ対策について今一度考えてみたいと思います。

 というのもですね、前回バトルバランスの調整が入ったのが昨年末なんですが、そこからポチョムキン戦がやたらキツくなった気がするんですよ。

 この前私が見たRATING UPDATEの勝率だとソルvsポチョのソルの勝率はプレイヤー全体で45%、Top100位内では41%になっていました。もちろん日々変動しているとは思うんですが、以前よりもポチョ戦に困っているソル使いの方は多いのかもしれません。

 前回の記事から基本的に変わっていない部分も多いのですが、調整によって変えていかなければならない点もあるため、そういったところを重点的に見ていければと思います。

1.調整された技と立ち回りの基本

(1) 立ちHS

 では何がそんなに変わったのか?というと、最も影響があった変更点はポチョムキンの立ちHSのリーチが伸びたことじゃないかと思います。

元々リーチの長い技でしたが更に長くなりました

 発生は16Fと早くはありませんが、一方的に殴られる間合いが伸びたのでこれまで以上に接近することが難しくなりました。開幕からバクステ+2歩分くらい下がると空振りさせられる間合いになりますが、これまでの立ちHSを知っている人ほど目測を誤るためなかなか慣れないです。

すごく…長いです…

 全体フレームは46Fと長いので、空振りを確認出来たら差し返しを狙いたいところではありますが、けっこうな距離でも当たってしまうので実戦ではかなり難しいんじゃないかなと思います。

 一応ギリギリスカしたらコンボが入りますが、実戦では難しいかも…

 あと本当に気を付けたいのが、立ち回りで撃つガンフレイムです。ポチョ戦ではけん制技として有効な局面もあるガンフレイム。しかし、これがリーチの伸びたポチョの立ちHSと絶妙にかみ合ってしまうんですよね。

当たれば攻めるきっかけになるためつい撃ちたくなるんですが…
こんだけ離れていても発生差(ガンフレは18F発生)で潰されてしまいます

 更にここからハンマーフォールまでつながるので、ポチョに50%ゲージがあれば大惨事です。他にもF.D.B(デコピン)で跳ね返されたり、前方メガフィストで飛び越えられたりする危険性も考えると、相手次第ですがガンフレイムを使用する際はかなり慎重になる必要があります。

ではそんなポチョ戦の立ち回りはどうすれば良いのでしょうか?

 私はポチョムキン戦では立ちHSを最も警戒すべき技として捉え、立ちHSがギリギリ届かない間合いを基本に立ち回るのが正解じゃないかと思っています。

 そして、立ちHSの空振りに差し返しを狙うか、隙に合わせてファフニールやダッシュ遠Sをガードさせに行き、攻めのきっかけを作るのを基本にしています。

スカったのを確認して
走って前に出て
遠S等で攻めていきます
(ファフニールもあり)

 とりあえず、今Verではポチョ戦は立ちHSへの対策を中心に組み立てていく必要性を感じています。

(2)遠距離S

  また、立ち回りではポチョの遠Sもかなり厄介です。立ちHSの陰に隠れてしまいがちですが、遠Sの攻撃判定も拡大されています。

発生12F、全体36F

 リーチは立ちHSほどではありませんが、上方向への判定が強く前述の立ちHSやスライドヘッド、足払いなどポチョムキンのけん制技に対して有効なバンディットブリンガーが潰されてしまいます。

 やや近い間合いでは遠S、少し遠ければ立ちHS、と適当にばら撒かれるだけでもソル側の行動はかなり制限されてしまいます。一応ポチョの遠Sも全体フレームが長いので差し返しを狙うことは出来ますが、遠Sが空振りする間合いでも立ちHSは届くのでやはり辛いです。

 遠Sと立ちHSを使用したけん制ムーブへの対策としては、リスクは高いですがヴォルテックスを合わせるのも一つの手段だと思います。リターンが大きくポチョの遠S、立ちHS、しゃがみS、前HS全てを潜って当てることが可能です。その際は足払いにだけは注意しましょう。

あんまり見え見えならノーゲージで出していくのもアリ

(3)足払い

発生13、全体37F

 硬直が減ってガード時-8Fになり、ソルの前HSが確定しなくなったポチョの足払い。前述したヴォルテックスは遠Sや立ちHSには有効ですが、足払いには潰されてしまいます。

 一番良くないのは、

 焦って前に出る or ヴォルテックスを出す
  ↓
 足払いをくらってダウンする
  ↓
 ガルダインパクトぉ!!

の流れになってしまうことだと思います。

 足払いに対しては逆にブリンガーや差し返しが有効なため、読み合いになってしまいますが使い分けして対応していくしかないんじゃないかと思います。

以上、前回の記事も含めたポチョ戦での立ち回りをまとめると、

 ・スライドヘッドは喰らわないようにする
 ・基本は立ちHSが当たらない位置で待つ
 ・差し返せる技には差し返す

 ・ガンフレイムを撃つ時は細心の注意を
 ・遠Sや立ちHSが読めたらヴォルテックスもあり
 ・足払いや立ちHSにはブリンガー

といった感じになるかと思います。

 焦らずじっくり時間を使い、相手の動きに対応しながらラインを上げていき画面端にポチョを追い詰めることを目標にしていきます。

2.局所的な攻防

 では次に実戦で遭遇する局所的な攻防での注意点を挙げてみたいと思います。

(1)バンディットブリンガーのガード後

 ポチョ対策のカギにも成り得るブリンガーですが、いくつか注意しておいた方が良い点があります。まず、空中ブリンガーはガードされるとポチョムキンバスターが確定する可能性があります。確実に返せる人は少ないでしょうが、忘れないようにしましょう。

 また、地上ブリンガーをガードさせた後はポチョが立ちP、遠Sなどを出すか、ポチョムキンバスターを出すかの読み合いになってきます。半端な攻撃は立ちPに潰され、安定を取ろうとバクステすると遠Sに引っ掛かり、それらを逆に潰すために前Pを出すとポチョムキンバスターに負けてしまいます。

地上ブリンガーガード後はこちらが-2F
ポチョ側が立ちPや遠Sを出すなら…
前Pカウンター>リボルバーで一気にラインを上げれますが、
ここでポチョバスされると負けます

(2)ハンマーフォールRC関連

 ポチョムキンのハンマーフォールにロマンキャンセルを絡めた連係は非常に強力です。ここでは、主に使われる3つの連係への対処法を考えていきます。どれも強力ですが、好き勝手にやらせないようにするのが重要です。

①発生前に紫前RCC>ポチョムキンバスター

 これに関しては前回の記事で書いた通りバクステが一番リターンの大きい行動になります。とっさに反応するのは難しいので、相手のゲージ状況を見ながら備えておくようにしましょう。

 また、ハンマーフォールだけではなく

・前方メガフィストの発生前や硬直
・起き上がりにガルダインパクトを重ねると見せかけて
・果てはスカったポチョムキンバスターから

など、どんなところからでも紫前RCCポチョバスは飛んでくる可能性があるので、匂う場面では警戒しておいたほうが良いかもしれません。

②ガードさせて赤前RCC>ガルダインパクト

 強力なガルダインパクト連係が始まってしまう連係ですが、実は連続ガードにはなっていないことがほとんどです。ただし非常に隙間が少なく、発生が2フレームの投げでも割り込めません。

 実質的に無敵技でないと割り込みが無理な連係なので、ヴォルカニックヴァイパーかタイランレイブを使うことになりますが非常にタイミングがシビアです。

 タイミングは体感でけっこう遅め。ポチョのモーションやセリフなどに合わせて入力が出来ると多少やりやすいかもしれません。ハイリスクハイリターンな行動になってしまうため、黄RCでしのいだほうが良い場面もあると思います。

③急停止>スーパーキャンセルヘブンリーポチョムキンバスター

 追加入力の必殺技の出がかりを覚醒必殺技でキャンセル出来る現象を利用したテクニックです。紫キャンセルからのポチョバスを嫌がって飛ぶと引っ掛かります。

む、ポチョバスか!?ジャンプ!!
あ、違うこれは…
ヘブンリーでしたあああああ

 とりあえず紫ポチョバスを避ける時はバクステにしましょう。本当の一点読みになるためあまり使われないとは思いますが。

 また、これらは事前にどの連係を使ってくるか相手によって予測して動く必要がありますが、反応してタイランレイブを出すことで全対応することも可能です。

ハンマーフォールが見えたら即タイランを入力しておけば
ポチョバスだろうがヘブンリーだろうが…
全て返すことが出来ます
ハンマーフォール赤RCにはゲージを使わせられないのが残念

 他には、距離やタイミング次第でダメな時もありますが、発生の早い立ちKで潰すことも一応出来ます。

3.その他の技

 最後に、その他調整された技などについて簡単に触れておきます。

(1)後方メガフィスト

 これに関してはソルの立ちHSの記事で触れたことがあるのですが、前回の記事に加えて立ちHSでの迎撃が使えるようになりました。特に画面端だと相打ちでも追撃出来るのでまとまったダメージを与えやすいです。多いようなら狙ってみても良いと思います。

(2)F.D.B

発生20F、全体42F

 発生が早くなったためポチョの前Kからジャンプ防止の連係として出してくるようになりました。一応ポチョの立ちHSの項目で挙げた動画のように、前Pで割り込めますがリターンが薄いです。

 更に、ポチョ側が前Kからガルダインパクトを出してきた場合は逆にカウンターで負けるため、基本はガードでガルダインパクトが来たら飛べるようにしておく方が良いかもしれません。

(3)スライドヘッド

 スライドヘッドに対しての新たな対策として、バンディットリヴォルヴァーでかわしてからの反撃を紹介します。

しゃがんでおけば飛ぶより反応しやすい、かも
地震をリボルバーでかわして…
多少近めなら近Sから大ダメージを与えることも可能です

(4)ヒートナックル

 ガード時にポチョ側に引き寄せられるようになり、これによって着地後ポチョムキンバスターと打撃の二択が強力になりました。

発生12F、全体33F

 読みで置かれる技になるためそこまで多用される技ではありませんが、とっさにガードしてしまった場合でもバクステ連打かガードを選択出来るようにしておきましょう。

4.まとめ

 さて今回はポチョムキン対策のやり直しをしてみましたがいかがだったでしょうか。前回から10ヶ月ほど経過しており、その間に攻略が進み調整も入ったことで大分印象が変わった組み合わせですね。緊張感のある試合ばかりですが、個人的には嫌いではありません。

 それでは長文に付き合っていただきありがとうございました。何かのお役に立てれば幸いです。また次の記事でお会いしましょう。ではまた。



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