一話完結で最高に面白いアニメ4選

最高に面白い一話が含まれているアニメ4つを選びました。本当はバトルを含めて5選としたかったのですが、以下の基準に合わないので除外しました。

基準:
・前後の話を理解できなくても、ほとんど理解できる。
・ストーリー、アイデアを重視。

念の為、「第一話目」が面白い話ではなくて、以下の部門について「とある一話」が面白いアニメです。

・ミステリー部門
・ギャグ部門
・恋愛部門
・感動部門

では、紹介していきます。
その前に、一言だけ。
軽く感想を挟んでいますが、ほとんど感想がおなじになっています。それぞれ、そのジャンルを極めたものだから、もう、言葉はいりません。「これこそが(このジャンル)だ」と言い切って過言ではないものばかりです。

ミステリー部門:氷菓 19話

「九マイルは遠すぎる」という小説をご存知でしょうか。この小説のあらすじは以下です。

ニッキー・ウェルト教授は友人の「私」に、10語ないし12語からなる文章を作ってくれれば、思いもかけなかった論理的な推論を引き出してみせると言う。「私」は偶然心に浮かんだ、「9マイルもの道を歩くのは容易じゃない。まして雨の中となるとなおさらだ」という一言を述べる[3]。ニッキー・ウェルト教授はこの文章に対して丁寧に推論を重ねてゆく。(Wikiより)

私は真に面白いミステリーとはこのようなものだろうと思います。一度「九マイルは遠すぎる」という小説を読んだことのある人なら分かると思いますが、安楽椅子探偵は「動かなければ動かないほど良い」のです。氷菓の19話はずっと教室で推理を重ねて、場面変化もほとんどありません。その上、理屈としても「あーそういうことかーっ!」ってなりますし、何度でも見直してミステリー小説のお手本としたいような一話です。私個人としては「九マイルは遠すぎる」よりも、理屈としてもきれいな印象を受けました。


同じような話に「十二人の怒れる男」があります。こちらも、その完成度に感動しました。人を感動させるのに必ずしも何億円も予算を投じる必要はない、ということがよくわかりました。

ギャグ部門:フルメタルパニックふもっふ 7話

とにかく笑えます。軍事戦闘もののフルメタル・パニックのキャラクターの平和な日常を描いたのがこの「フルメタルパニックふもっふ」です。

ただ、本当に「笑いたい」というだけだったら、アニメを見るよりもyoutubeでコントを見た方が手っ取り早いような気もします。

それでもやはりアニメとしての価値は、「実写でやると興ざめするようなことをはっちゃけてやれる」ことだと思います。そこにアニメならではの面白さがある。ふもっふはギャグとしての完成度が全体的に高いのですが、特にこの話は神がかり的に面白い。主人公のキャラ特性がうまくマッチしているのと、モブキャラたちの成長(?)が良い味を出しているためでしょう。ギャグ作品としては「銀魂」もかなり面白いです。

恋愛部門:冴えない彼女の育て方♭ 8話


見たことのない男性の方はもしかしたら見ない方がよいかもしれません。現実に帰ってこれなくなります(セールストークの常套句)。

この話は前後の話を少しは知っておいたほうがよいため、本来、この記事にはふさわしくないかもしれません。

でも、誰かに話をしたかったんです。見終わった後、「どうして俺の隣には加藤恵がいないんだ」と思います。見た方は絶対に同じ感想を抱くはずです。

ちなみに、「どうして俺の隣には加藤恵がいないんだ」と思った私は、気がつくとこのアプリに課金をしていました(アプリ「一択彼女」はサービス終了しました。残念です)。ただのゲームアプリにお金を出すとかどうかしている」と理解はしていましたが、見た方ならきっとご理解いただけるとおもいますが、「ひたすら彼女の声を聞ける。ただそれだけでお金を払う価値は十分にありました。

感動部門:ヴァイオレット・エヴァーガーデン 10話





最高です。

言葉は不要です。私の汚い言葉でこのアニメの美しい世界を汚すことははばかられるからです。
感想としては「ここまで完璧に作り込むか、、、」でしょうか。
もしも見終わって、「誰でも良いから感想を共感したい」という方がいましたら、下記リンクに感想を書きましたので御覧ください。

まとめ

こうしてみると、京アニの比率が非常に高くなりました。やはり、京アニ作品は誰が選んでもランキングに入ってきますね。特に感動系だと、CLANNADはもちろん、らきすた、それにけいおんも泣ける話はあります。やっぱり京アニはよいですね。

有名作品ばかりで、しかも、そこそこ最近の作品ばかりで「浅いな~」とお思いの方も多いかと思いますが、共感いただけるとうれしいです。

今後、それぞれのアニメの詳細な感想を書こうと思います。

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