【つまらない、と思ったら】大学生時代やっておけばよかったただ一つのこと【3ステップで達成】

 私は社会人三年目の理系エンジニアです。大学生時代は、勉強をして安定した毎日を過ごしていました。就活では勉強があまり評価されないとは言いますが、きちんと勉強をして、真面目に就活の対策をした結果、第一志望の企業に内定をもらえました。

 一応、就活は無事に乗り切ることができましたが、年間50-200万ほどの学費、家賃、光熱費を払って学生という身分を買っているのに見合って、大学という場所を有効に使えていたとは、私は思っていません。

 有り余るほどの時間と余裕があったにも関わらず、なぜやらなかったのかを考えると「そもそも何をすればよかったのか?」を理解していなかったと感じています。

 今回は、社会人になり、周りと自分を比較して「こうすればよかった」という後悔を含めて「具体的にどうすればよかったのか?」を解説していこうと思います。

 結論を始めにざっくりと言うと「がまんをしなければよかった」ということです。

・やったこと(後悔したこと) 

 私が大学生時代に主にやっていたことは「節約生活」でした。ネットで検索する単語は「〇〇(商品名) コスパ」が多く、「コスパの良い生活」を心がけていました。

 その結果、私が辿り着いたのは次のような生活でした。

 食事はすべて自炊か安い定食屋
 娯楽は図書館で借りてきた本、youtube、まとめサイト
 趣味は小説を書くこと

 中でも一番好きだったスレは「月3000円ぐらいで楽しめる趣味教えて」みたいなまとめサイトで、それを眺めている時間は心がやすらぎました。

 「コスパのよい趣味」はイコールで「これさえやっておけば良い」趣味です。釣りなら釣ることを永遠に繰り返しますし、絵なら紙とペンに永遠と使って何かを書き続けます。

 コスパの良い趣味や生活は決して悪くはありません。それで幸せを感じることができる人を私は心から幸福だと思います。ですが、私はコスパの良い生活に「楽しさ」を見出すことができませんでした。

 モヤモヤとする「つまらなさ」が心のなかにずっとあったのです。

・やればよかったこと

 そんな私がやればよかったこと、それは非常にシンプルです。次の3段階のステップに言い換えることができます。

・我慢をせずに目標を立てること
・目標を計画的に獲得すること
・獲得、消費のプロセスを回すこと

 以下で具体的に説明していきます。

獲得・消費のプロセスを回すこと

・お金の獲得・消費

 大学生のときにやればよかったことの結論は「我慢せずに立てた目標に対して計画を練り計画の獲得と消費のプロセスを回すこと」が結論です。

 この理由としては、そもそもの第1ステップとして「我慢することは無駄」だからです。

 私は大学生時代には基本的には節約的な生活をしてきました。そのため「本当は高性能なパソコンを買ってプログラミングをしてみたい」という欲求があったのですが、それができずにいました。

 毎日やっていたのは「コスパ パソコン 5万」などと調べるばかりでした。偶然5万円のパソコンが見つかっても、躊躇してしまい、躊躇している間に他の誰かに取られてしまう。そんな生活でした。

 このような状況ではありましたが、実際、


「パソコンについて調べている時間」
 VS
「パソコンを買って実際にプログラミングを勉強している時間」

 上のどちらが自分のためになったか、体験として面白い時間を過ごすことができたかを考えると、圧倒的に勉強時間に軍配が上がります。もちろん、ある程度パソコンについて調べる時間も必要かもしれませんが、際限なく調べても身につく知識はごくわずかしかありません。

 ですので「10万円のパソコンをさっさと買ってしまう」という目標を我慢せずに立てればよかったのです。

 目標:10万円で新しいパソコンを買う
 計画:バイトを4ヶ月継続する
 獲得:10万円のパソコン
 消費:10万円のパソコンを使い潰す

 お金を例にすれば上のようなサイクルができあがります。


 他にも「英語力というスキルがほしい」という目標を立てたとすれば

 目標:TOEIC900点を取る
 計画:毎月TOEICを受けて、少しづつ得点を上げる。
 獲得:英語スキル
 消費:海外の人と会話をできるようになる。スキルセットになる。

 という「スキルの獲得と消費」ができます。

 「人間関係の獲得と消費」なら

 目標:1年以内に彼女or彼氏を作る
 計画:自己研鑽を積みつつ、新しいコミュニティに属する
 獲得:彼女or彼氏
 消費:思い出を作って楽しむ

 他にも「人間関係」と「スキル」を組み合わせると

 目標:コミュ力を上げる
 計画:「話しかけるのが下手」など自分の弱点を認識しつつ、多くの人と接して改善していく。
 獲得:コミュ力
 消費:他人に対して自分の要求を通していく

 みたいになるのではないかと思います。

 このような「目標に対して獲得していくこと」これを繰り返すゲームを続けていくと楽しい人生になる予感がしています。

 とにかく無駄に悩む時間を排除して生きることと、同じことの繰り返すのではなく、新しいことに挑戦し続け、獲得していくことです。

 実際、私の人生の中で「充実していたなあ」と感じていたのは「頑張ったなあ」と思った瞬間でした。特に就活の時期はそんな感じで

 目標:企業に受かること
 計画:まずは、夏の間にインターンに受かる。そのために毎日1社インターンに応募する
 獲得:面接に対する力、内定
 消費:インターンで「企業」の空気を知る。最後は、企業に受かって、やりたい業務に携わる

 という目標に対する獲得と消費がうまく回っていたように思います。実際インターンは数社参加させていただき、社会が求めていることを肌で感じ、また、他社との比較にもなり、とても良い経験になりました。

・「高い目標なのか」or「我慢しているか」の違いはどこにあるか?

 これまでのような話を持つと「でも例えば『プロ野球選手になる』という目標を立てたとしても、絶対達成できないということもあるし、我慢せず目標を立てるのって無理じゃない?」という疑問が出てくるかと思います。

 それでも、その質問に対する私の意見はあまり変わりません。「我慢をしない目標を立てる」ということになります。

 理由としてはすごくシンプルで、こういう言い方をすると、やや突き放したような言い方になってしまいますが「その2つって自分で判定できるんじゃないか」と思うんです。

 もちろんはじめから完璧な理解は不可能です。ですが仮に野球なら野球を続けていくうちに「あれ? これいくら続けてもプロにはなれないんじゃないか?」というのが見えてくると思います。

 その他、例えば「音楽で食べていく」というのなら「音楽って、稼げないな」というのもわかって来るでしょう。

 継続する時間の目安としては1年か、2年ぐらいでしょうか? 私は中学校や高校のときの部活でこのような挫折を味わいましたので、、、

 ですがこうやって時間を過ごして「これってものにならないな…」という事に気がついたという経験から学ぶことがあるので、経験したこと自体は決して無駄にはなりません。

 というか、その学ぶ過程も、個人的にはすごく楽しいと思っています。ネットに落ちている情報を眺めるだけでは少なくとも手に入らない「自分の経験を伴った学び」があるのですから。

・まとめ

 まとめると「コスパのよい生活」が面白くないんだったら「がまんせずに目標を立てて目標自体を獲得して消費していこう」ということでした。

 よく「つまらないんだったら行動しよう」と言いますが、行動だけでは立ち行きません。「行動」と「計画」は両輪のようなもので、行動もある程度の「計画」がなければ立ちません。逆にある程度の行動をしなければ計画も立ちません。

 今回の記事を読んで「なんだかつまらないな……」感じる大学生が少しでも自分の人生を楽しいものに変えていってくれると嬉しいです。

・補足

 最後に私が大学生の頃に読んだ「楽しさ」についての本を紹介して終わりにします。本ブログのように無料・素人の文章では校閲も入っておらず、読み悪さがあったかもしれません。「もう少しまとまった文章・内容で思考を整理しながら読みたい」という方、あるいは、「人生のつまらなさに本気で悩んでいて、しっかりとした意見を聞きたい」という方は、お金を払う価値があると思います。図書館で読むのもありだとは思いますが。


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