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2020年の振り返り: 家族でUS移住してみての所感など
こんにちは。最近は桃鉄にハマっている @takus_ja です。今度、誰か一緒にやりましょう。
気づいたら、前回の投稿からまるまる一年が経ってしまいましたが、家族 4 人、US で無事に生きています。色々な意味で激動の一年だったので US での生活を振り返っておこうと思います。
US 生活コトハジメ
2020/01/17 に妻、長男 3 才、次男 1 才と一緒に渡米しました。
自分だけ先に渡米して生活基盤を整えるのがベストプラクティスかと思いますが、色々な事情があって一緒に渡米しました。家財はほとんど処分したので、家族四人分の荷物をスーツケース 4 個に詰めてサンフランシスコ国際空港 (SFO) に到着しました。
SFO でレンタカーを借り、人生で初めての海外での運転。早速、左車線を走りそうになったり、ビクビクしながら赤信号で右折したり (カリフォルニア州では赤信号でも右折できる交差点が多い)、Burlingame 方面に向かうはずが気づいたら Daly City にいたり、この先やっていけるのか早速不安になった記憶があります。
最初の 2 週間は Airbnb で一軒家を借り、その後も、しばらくホテルと Airbnb を転々としてました。年末から賃貸契約するまで、合計で 1 ヶ月半くらい色々なところを転々としてましたが、家族 4 人とも睡眠が得意で、時差ボケもない上に、頻繁に滞在先が変わっても夜はぐっすり眠れるのであまりストレスもありませんでした。
色々と物件を内見したのち、オフィスに近い San Mateo の賃貸物件を契約。東京で住んでた五反田のマンションと比べると、家賃は 1.5 倍だけど、面積が 2 倍あり、駐車場込みで、プールやジムもあることを考えると、まぁ、妥当なのかもと思ったりもしますね。妻が暑いのが苦手なため、A/C 必須という要件があり、それだと選択肢が...となっていたけど、A/C 有の物件を選んだことが数ヶ月後に吉になるとはこの時は思いもしませんでした。
妻と "家があるっていいね"、"明日、どこに泊まればいいか考えなくて良いなんて気が楽" などといった会話が繰り広げられてます。
— takus (@takus_ja) February 11, 2020
次は長男の Preschool 選び。いくつか見学に行って自宅から最寄りの Preschool へ。初日はめちゃくちゃ不安そうで預けた時は泣きじゃくっていたけど、帰ってきた時は楽しそうにしてました。親は、子供の背中をちょっとだけ押してあげる一方で、辛くなった時は抱きしめてあげる、そんな存在でありたいなと思ったのでした。
お迎えに行ったら案外楽しくやってたみたいでちょっと安心したのでした。まずは週3にしたけど、増やしても良さそう。Tuition もあがるけど。
— takus (@takus_ja) March 5, 2020
そして、ベイエリアは車社会なので生まれて初めて車を購入。といっても、自分の通勤用の車はちょうど入れ違いで母国に帰る同僚に譲ってもらったわけですが。さらに家族用にもう一台車を購入。人生で一番大きい買い物になったけど、かなり満足度は高かったです (高い買い物だからバイアスがかかってるだけかもしれないですが...)。
2020 年に買った一番高価なもの、一番良かったものはなんだっけと思ったけど、どっちも車だな。家族で色々なとこにいけるし、子供が騒いでも周囲を気にしなくていいし、荷台で To Go したもの食べたりもできるし、家族で楽しい休日を過ごせた。 pic.twitter.com/Z9cqABCLFW
— takus (@takus_ja) December 24, 2020
コロナ禍、山火事、そして停電
コロナ禍だけでもだいぶアレですが、カリフォルニア州には更なる試練があり、本当に本当に大変な一年でした。そんな年に移住してくるなんて... と悲観的に捉えることもできますが、自分はこんな感じで捉えています。
今年、カリフォルニア州に住み始めてから、アレなことばかりではあるけど、どう転んでもそのうち今よりはマシな状況になるのではと思うので、今やるべきこと今楽しめることをやればいいかなという感じ。https://t.co/M9ToDeea5G
— takus (@takus_ja) September 11, 2020
仕事では同僚と雑談する機会は減り、社外の人とは Twitter くらいでしか交流がないなどのマイナスはあれど、ずっと家にいてまだ小さい子供たちと過ごす時間が増えたのは人生にはプラスだし、ミスチル風にいうと「全ては捉え方次第だ〜」だと思います。
ミスチルの Center of Universe に出てくる「どんな不幸からも 喜びを拾い上げ笑って暮らす才能を誰もが持ってる」という歌詞がコロナ禍の支えだと、長谷部さんがインタビューで答えてたというのを見かけたけど、どういう状況であれ、こういう精神で臨んでいきたいものである。
— takus (@takus_ja) May 15, 2020
US 生活の所感: 東京 vs ベイエリア
US というと主語が大きすぎて、あくまで東京 23 区内と SF ベイエリアという比較ですが、一言でいうと「みんな違ってみんないい」でしょうか。個人的にはどちらも甲乙つけがたいです。
まだ 3 ヶ月くらいの生活だけど、日本の方がよいことが多い。ただ、たまに US の方が良いと思う仕組みもある。例えば、家に Outgoing Mailbox があって、そこに手紙を入れておけば配達時に集荷もしてくれるとか。あとは返品に寛容なのも消費者目線では嬉しい。 https://t.co/zeABFcUdDt
— takus (@takus_ja) April 29, 2020
五反田の暮らしと比べて良い点とイマイチな点。何があると自分にとって心地よいのか理解が深まった感。
— takus (@takus_ja) July 18, 2020
☀️自宅がとても広い。キッチンも。
☀️温暖な気候
☀️自然が多い。散歩が楽しい。
☀️肉が美味しい
☀️商品を返品しやすい
☔️住居費と教育費が高い
☔️コンビニがない
☔️宅配便が遅い、玄関まで来ない
そうだと思う。自分は外に出てみたけど、万人に勧めるものでもないし、いったん海外に出てみたけど戻るって選択肢もアリだと思う。 https://t.co/sJtlYIfc7T
— takus (@takus_ja) August 28, 2020
家計はこんな状況です。@k0kubun さんの神記事 ベイエリアは東京より儲かるのか - k0kubun's blog と合わせて読むと、より理解が深まると思います。
他の人がどんな家計か知らないので参考になった。家族 4 人 (4歳と2歳) の我が家と比較すると支出が少ない印象だった。
— takus (@takus_ja) September 30, 2020
家賃は 2BD で $3300。光熱費等も $600 くらい (AC の電気代?) 。食費 (内食) も $800 くらい。あとは長男の Preschool で $1400。 https://t.co/L40bC00SS8
あと、一つだけ言及するなら @fushiroyama さんのこのツイートに関連した話。自分は長野県の下諏訪町という山で生まれ育った人間なので、このツイートをみて、「あっ、自分は Fushiroyama さん側なのだな」と気づかされたのですが、ベイエリアは都会か田舎かでいくと完全に田舎暮らしなので、そこに合う合わないはあるのかなと思いました。
僕は島で生まれ育って、確かに教育機会はないし暮らしは不便だけど心のどこかでまたああいう相対的に時間がのんびり過ぎる場所で生きたいのだよね。生まれも育ちも大都会の妻子はここが決定的に違って、不便な暮らしというのは単に苦行なんだよね。カリフォルニアのど田舎暮らしでそれを痛感させられた
— しろやま (@fushiroyama) November 15, 2020
自分か妻の実家が東京近郊にあったら、東京を離れるのにもうちょっと抵抗があったかもしれないな。
— takus (@takus_ja) November 30, 2020
そうじゃなかったので「この先もずっと東京に住むのかな?」というのは子供が生まれたあたりから家族のイシューの一つだった。
そのほか
子供向けに、今年買ってよかったおもちゃ、面白かった絵本、今年遊んだゲーム、今年みた映像作品、今年読んだ本、そして仕事でやったことなどについてもまとめようと思ったけど、ちょっと長くなりすぎなので、とりあえずここで一区切り。また明日に時間があれば書くかも。
それでは良いお年を。
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