【memo】ゴジラ-1.0を見た

戦後の復興が始まった日本にゴジラが現れ、戦争を生き残った人たちが立ち向かうという映画。印象的だったのは「日本は命を粗末にし過ぎてきた」という言葉。日本人はどうしても個よりも世間体や社会、組織、国家を優先にしてきた文化。戦時中も特攻隊などは命を爆弾と同化させ、多くの若い人たちの命を粗末に扱ってきた。

自分は生き残ってしまったという罪悪感を抱えながら生きている人たちにとって、戦争はまだ終わっていなかった。
山崎貴監督はこの映画で、戦争を生き残った人たちがゴジラという未知な生物と戦い「誰も死なない戦い」を描くことにより、戦争を終わらせたかったのかなと思った。

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