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Bean ″ink black″/ HEUGN for nariwai exclusive






ふと、猛烈に

お気に入りの黒パンが欲しい。

とよくわからない感情が湧く。


そんな思いで、自分の買い物の履歴を辿り
これ自体もめっちゃ好きだけど、これで黒あったら余裕で追加したいなぁと思うものがあったりする。

割と、みなさんもそんな風に思う事はないだろうか?
私は仕事柄なのか、定期的にそんな風に思い返すことが癖になっていたりする。


だだ、自分のクローゼットを見てみたら
案外、黒の太い物は結構持ってって
あれ?こりゃ要らないかもなぁと。


いや、でも待てよ。
黒の少し細身の物って無いなぁと言う事に気がつく。


そして、私は頭の中に、アレの黒があればなぁと
馬鹿な事を考えて、、、仕事用のメモ帳にしっかり書き記す。





『アレ』との出会いは、遡る事
約3年前、とあるブランドのジャケットと対面し
そこでまず素材に出会った。



非常に強く撚糸されたコットン素材。



細やかでドライタッチ、薄そうなのに、とてもハリがあって綾目が立って美しい表情をしていた。



ジャケットの造形もさることながら、ファーストタッチで既に指先に言い得ぬ高揚感が走っていた。


要するに素材に惚れたわけだ。



その物の説明を、静かに力強く説明してくれたのは
HEUGNの小山さんだった。


展示会も終わったのに、急に連絡をした私を快く受け入れてくれた。

ルックに映る美しい服に魅せられ反射的に連絡をとったが故に、ご迷惑をかけてしまったと反省をしつつ
ラックに掛かる、拘りの塊だなと感じざる得ない代物を全て拝見した。



印象は、とにかく大人だった。
大人っぽいじゃなく、大人。



いい意味で寄り添い合う雰囲気が無く
こういうものを取り入れた事が無い人が、そちらに向かわざる得ないような吸引力が凄い。
そんな印象だった。




小山さんとお話しをすると、小山さんが如何にすごい方なのかが、どんどんわかっていった。


そして、どんどん急に連絡を取った自分が、無茶苦茶無礼物すぎて怖くなった。(小山さん、その節は大変申し訳ございませんでした。)




話を戻します。

初回の展示会で、その素材のジャケットを自分用に購入。
今でもお気に入りで、昨日も着た。


それから暫くして、HEUGNの展示会にて運命的なパンツに出会う。


それが、Beanという90年代のノープリーツのテーパードトラウザーズをデザインベースにしたモデルだ。

正直、その頃は世間は太パンムーブメントの真っ最中。

びっくりなくらいに時代の逆光だったシルエットに妙に惹かれた。


そして、履いた。


感想は、超格好良かった(伝われ)



色味はエクリュカラー。
そして、素材は私がファーストで買ったジャケットと同様の素材感。

ジャケットの方で、既に着用を繰り返した様子を感じていただけに、間違いなく更に良くなるのもわかった。

それだけに迷いなく、買った。

そして、これを書いている今も履いている。



お店の仕入れにも、しっかり反映させて店頭で
展開してみた。

正直、自分は好きだけど、この感じどこまで伝わるかなぁと言う不安もあった。

しかも当時、全体的に太いシルエットが人気だったので、求められているタイプでは無いと知りつつも
この感動が少しでも伝わればなと思い提案してみた。


すると爆発的な動きは強くは無かったけど、気が付いたら全て完売していた。

しかも、面白い事に購入された方は細いパンツをあまり履いてこなかった方々ばかりだった。


そんな方にオススメしてみたら、なんの違和感もなく良いと判断され、ほぼ即決で持って帰っていった。


あの当時の流れを理解するのは、たぶん販売員側しかわからないので書かないけど

本当に、とんでもない現象だった。


自分も勿論気に入ったから買ったのだけど
それに合わせて、リアルなお客様の反応を見て『この物のシンプルな魅力の強さ』に気がつかされた。



おっと、すみません。
このまま画像もなしで、すべて書いてしまう勢いでした。


ここまで読んだ方なら、もうお分かりですね?


そんな、お気に入りのBeanを別注させて頂きました。



小山さんにお願いしたのは『炭黒』

黒のコットンパンツは着用をくりかえすと
黒が褪色していくというネガティブな側面がありますが、個人的はそれはむしろポジティブな見え方で好きなんです。

でも、流石に綺麗な色落ちをするのが大前提ですから
自然にそれを目指すのは難しい。

それなら、最初から綺麗に落ちているような黒。
そして、そこにHEUGNらしい上品な炭黒をと思い
様々なカラーをご用意いただき、悩みに悩みました。


最終的には、小山さんのオススメのカラーになりましたが笑


やっぱり、こういうのはプロフェッショナルな方の意見を取り入れるのが1番ですね!


それでは、ご覧下さい!























































































HEUGN for nariwai exclusive
Bean ″ink black″
size 1/2/3
price ¥46200-(in tax)







国内の背景で製作された強撚糸のコットンチノクロスは
綾目が美しくそれでいてドライタッチ。

薄くもなく、厚くもない、トータルシーズンで楽しめる抜群の素材感です。

そんな素材を使用し製作されたテーパードシルエットのコットントラウザーズ。

股上は、可動域を設ける程度に浅すぎず、そしてヒップにかけて
しっかりと傾斜を設け着用感の良さは折り紙付きです。

テーパードシルエットながらも、極端な窄まりではなく、ナチュラルなライン。
足元も選ばず、久しく細身から離れていたという方にも自信を持ってお勧めできる一本です。

そんな名作を当店のみの別注カラーで製作を依頼しました。

カラーリングは、墨黒。

黒過ぎず、そしてグレー味が強すぎない良い塩梅をデザイナー自身に選定いただき
当店用に特別に製作。

製品染めを採用しており、所々に程よいアタリ感がある事で、どこか使い慣れたような熟れ感がある色合いも非常に魅力的です。

ベーシックが故に、案外しっくりとくるものが少ない黒のパンツ。

如何様なスタイリングでもカバーリングできる守備範囲の広い
素晴らしい一本になったかと思います。










































































































































シンプルイズベストというのが一番しっくりくるのですが
こういうベーシックなものがあると、やはりスタイリングの幅がグッと広がりますね。

素材感自体に、しっかりと表情があるので単なる単調な感じにもなりづらい。

そして、シルエットのカバーリングの良さや、特に少し腰上気味で履くか
それとも少し腰を下げて履くかでも見え方が変えられる全体のバランスのよさも素晴らしいです。


サイズ感的には、178cm 64kgの私で3番を着用しています。
ちなみに2番も全然履けます。

しっかりと細身の印象を与えたいなという場合は2番という選択肢もありでしょう。

とはいえ3番にしたからと言って太くなるかと言えば、そういうわけではありません。

レングス的な部分ですかね、少し溜めたいなという感じであれば3番を選ぶような感じです。

このあたりは、好み的な要素も多いので、もし悩まれている方がいればお問い合わせください。


参考までに別なモデルの着用感も掲載しておきますね。



















モデル体型
170cm 58kg
size 2を着用

































































モデル
164cm
50kg
size 1着用






うんうん、このくらいの感じが良いのかなと個人的には思います。






























モデル体型
178cm 64kg
size 3着用




ワンクッションにするか、ハーフクッションくらいにするか、、、

もちろんサイズ3にするとウエストが少しゆとりが出るので、そこはベルトや
自分で直しに出したりでカバーする感じで良いのかなと思います。

結構骨格的にしっかりしているという方は3番。

多分、ほとんどの方は1or2でいいのではないかなと、、、

詳しくは寸法をご覧いただいて、もし気になる様であればアドバイスも可能ですので、ご自身の身長と体重と着用頻度の高いパンツの寸法とかをいただければ
ある程度のところまでは絞り込むことはできるかと思います。

私のインスタまでお気軽にお問い合わせください!





1
ウエスト 約80cm(平置き直線距離×2)
股上 約24cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約74cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約32cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約18cm(裾両外面の直線)

2
ウエスト 約84cm(平置き直線距離×2)
股上 約24cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約75cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約33cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約19cm(裾両側外面の直線)

3
ウエスト 約88cm(平置き直線距離×2)
股上 約24.5cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約75.5cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約34cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約20cm(裾両側外面の直線)






さて、長々と語りましたが最後にリリース日と一つご案内です。



店頭販売は3月25日(土)12:00より販売をスタートさせていただきたいと思います。



また、店頭販売に先駆けて、先行予約販売を行います。


店頭分と予約分に関しては在庫は分けておりますので
もちろん実物を見てから判断したいという方は店頭にてじっくり選んでいただければと思いますが、スケジュール上、難しいという方や遠方の方は今からアナウンスする予約販売をご利用いただければ幸いです。



【先行予約販売について】

以下、予約販売方法となりますので、必ずご確認して頂き
ご了承頂ける方に限り専用メールアドレスまでご連絡をお願い致します。

※専用メールアドレスは文章の最後にありますので、最後までお読みください。


【ご予約方法について】

1.ご予約の開始日時
2023年3月22日 昼12時よりスタート
※上記の時間以前(お送りいただいた際の時間の履歴により判断可能です)のものに関しては無効となりますのでご注意ください。
※終了は規定数を超えた時点となります。

2.予約販売に関してはメールのみのご対応となります。
DMや電話、店頭での受付は行っておりません。
またメールアドレスに関しても専用のアドレスのみの対応となりますので、お間違えのない様お願い致します。

3.先行予約販売は、全てヤマト運輸様の代引き対応のみとなります。
※商品代金+送料+代引き手数料の合計を玄関先にて現金、もしくはカードの選択をして頂きお支払いの形となります。(回数指定等の対応も可能です、ボーナス指定は不可となります。)

4.お一人様、一点のみのご案内となります。

5.原則、お客様都合でのキャンセルに関しては受け付けておりませんので詳しくはこちらをご覧ください。

6.配達のご指定日に関しては、3月25日(土曜)以降からなりますのでご注意ください。
尚、配達のご指定時間等はヤマト運輸様のホームページをご覧ください。

以上をご確認の上【先行予約受付表】にご記入の上、専用メールアドレスまでご連絡頂ければ幸いです。



【先行予約受付表】
 ・氏名
 ・電話番号
 ・郵便番号を含めた住所
 ・配達指定日/時間 ※3/25以降からとなります。
・ご希望のサイズ

以上となります。
こちらを記入の上、下記アドレスにご連絡ください。
先着順となりますので、規定数を超えた場合は大変申し訳ございませんがお断りさせて頂く場合もございます。

予め、ご了承ください。

詳しくは、メールが到着次第、それぞれご案内致しますので宜しくお願いいたします。 


予約メールアドレス

※予約枠は全て完売致しました。
残りは店頭販売となります。詳しくは以降の文をご一読ください。




最後になりますが、オンラインストアでの販売に関しましては
在庫のご用意が叶う場合は3月26日19時頃に掲載予定となります。


完売の場合は、掲載はございませんので予めご了承のほど宜しくお願いいたします。




以上となります!



気になる方は是非ともこの機会をお見逃しのないよう宜しくお願いいたします!



それでは!




nariwai/tatazumaiizumai
山下


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