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caleってる。





『あーこれはcaleってますね』




お客様と話しているときに、こんな言葉が出た。


でも、冷静に考えた、凄いんじゃないかなって。

だって、意味がわかんないのにわかるじゃないですか
cale好きの方には。


何が、どうcaleってるのかを具体的に書くことはできないのだけど
ニュアンス的に伝わるというか、確かにcaleっている。

不思議だなぁ、caleのモノづくりは当事者以外が語りだすと
妙に抽象的になるから、説明すればするほどに違うなぁってなってしまう感覚があるんです。


できるだけ、そうじゃないように伝えようとするのだけど、、、
中々上手くいかない。



でも、良いから買っちゃう。



もう、caleってるんですよ。



というわけで、そんなcaleから素敵すぎるシャツのご案内です。
























































































cale
corduroy pullover shirt (charcoal)
size 3/4/5
price ¥37400-(in tax)









一言で言えば、
フランスのフィッシャーマンシャツと
ラグジュアリーブランドのスキッパーシャツを足して2で割ったような雰囲気。


簡単に言えばそうなのだけど、
そこはcaleの妙な『らしさ』を散りばめたバランスになっています。

特に特徴的なのは非常に細畝なコーデュロイ素材。

もはや、ベルベット的と言っても過言ではないくらいに
綺麗で均一なコーズ素材は上品さもありながらも、
程よいカジュアル感も同居する不思議な素材感。

そんな素材感の上を走る、ドレスライクな非常に細やかな運針。



この微妙に相反するものの組み合わせを極々自然にやってのけるのがcaleの面白い所です。

襟のカッティングの美しさと、どことなくワークから抽出したディテールの共存が非常に心地良く、
思わず着てしまいたくなるような魔力が不思議とあります。

染まりきらないようなcharcoalのカラーリングと、
細やかなコーデュロイのマッチングも素晴らしく



最終的に『cale』だなと思わせてくれる不思議な佇まいがある一着です。













気合いを入れてコーディネートを考えるというよりかは
シンプルに色味で統一するくらいのテンションで着るのが良いのかなと思います。

結構シンプルにすればするほどに、シャツの『微妙な違和感』が明確に出ていくで
その感じのバランス感を見ながら調整するような感覚が楽しいかもしれません。


秋の始まるは、インナーはTeeシャツですが、もう少し秋が深まってきたら
タートルネックとかを合わせながらレイヤードを楽しみつつニュアンスを変えていくのが良いかと思います。

あくまでもコットンのコーデュロイ素材なので、案外ケア的な側面は面倒ではなく
普通に家庭用の洗濯機で洗いつつ、風合いを育てるように着ていくのも良いのではないでしょうか。


むしろ、そうした方がより良くなっていくのではと感じています。


無機質で、匿名性に溢れたデザイン。
どこかで見たような気がするのだけど、よーく考えると何処にも無い。

結局の所、これがブランドのアイコンになっているのがcaleの面白さであり、凄さなのかなと。


このシャツ、物凄く良いですよ。

流石にまだ着れないけれど、オンタイムまで温存して
着れるようになったら着倒したいと思います。


明日よりtatazumaiizumaiにてご案内をスタート致しますので気になる方は是非ご来店ください。



それでは!



nariwai / tatazumaiizumai
山下



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