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パーソナリティ心理学入門#1

こんにちは、花輪拓郎です!
好奇神プロジェクトを全く進められてなくてごめんなさい(DOGEZA)
今回から「パーソナリティ心理学入門」と題しまして、
パーソナリティ心理学を実生活に活かす方法をみなさんと一緒に考えていきたいと思います!
Twitterでも僕の考えてることを共有していくので気軽にコメントくれると嬉しいです!

そもそも心理学ってなんだっけ?

「心」という形のない物を科学する(法則性を見つける等)学問です。
しかし、心理学と言っても「臨床心理学」や「教育心理学」など様々な領域があります。

その中でも今日は、「パーソナリティ心理学」という領域を紹介します。

パーソナリティ心理学ってなんぞや?

パーソナリティ心理学とは、
一言でいうと人格や性格などの「その人らしさ」を研究する学問です。
そして、他の心理学の領域に比べて個人差に目を向けることが大きな特徴です。

つまりタイプ分け(外向性あり・協調性なしタイプ等)をして、
いずれの典型に近いかという発想から捉える類型論ではなく
パーソナリティ特性(次章で解説)をレベル分けすることでそれぞれの特性を俯瞰して捉えることのできる特性論(外向性3点・協調性2点、、、等)がパーソナリティ心理学を考える上での基本となっています。


現段階で最も信憑性の高い性格診断!?

この章では、現段階で最も信憑性の高い性格診断として様々な研究で活用されている「ビッグ・ファイブ診断」についてお話していきます!

「ビッグ・ファイブ理論」は、1990年代に心理学者のルイスゴールドバーグ氏が提唱した『パーソナリティの性格分析』において「人間が持つさまざまな性格は、5つの要素の組み合わせで構成される」とする考え方です。現在、パーソナリティ理論の中では最も有力なものとして広く活用されています。

5つの要素は、下記の通り

1 . 外向性(興味関心が外に向いている傾向)
2 . 協調性(周りに適応し調和をとる傾向)
3 . 誠実性(責任感を持ち自己コントロール力が高い傾向)
4 . 開放性(知的、美的、文化的に新しい経験に開放的な傾向)
5 . 情緒安定性(ネガティブな事象に対する耐性がある傾向)

辞書にある言葉の中から性格に関する言葉を洗い出し、区分し、最後に残った上記5つの言葉だとされています。

軽く理解したところで実際に診断を受けてみましょう!
ですがそのまえに、、、、

診断を受ける前に知っておいてほしいことは、

各特性は数値が高ければ、低ければいいという物ではないということです。
冒頭でも説明したとおりパーソナリティ心理学は、その人らしさを追求する学問です。
この性格診断では、自分の性格特性を知るということが目的とされているということを意識しておきましょう。

そこから各特性の利点・欠点/起こりやすい問題などを理解し活用、対策することを「パーソナリティ心理学入門#2」でご紹介します!


では実際に診断してみましょう!

診断方法は、本来は50問ほどの質問があるのですが
今回は簡易的なショートビッグファイブテストを行います。
簡易的と行ってもかなり正確なものなのでぜひやってみて下さい!

<やり方>
10個の質問に対してあなた自身にどれくらい当てはまるかを5段階評価します。
※後ほど集計をするので点数をメモしながら受けてください!
<評価方法>
1 : 全く当てはまらない
2 : ほぼ当てはまらない
3 : どちらかというというと当てはまらない
4 : どちらでもない
5 : どちらかというと当てはまる
6:ほぼ当てはまらない
7:全く当てはまらない

<質問>
1.活発で外向的だと思う
2.批判的でもめごとを起こしやすいと思う
3.しっかりしていて、自分に厳しいと思う
4.心配性で、うろたえやすいと思う
5.新しいことが好きで、変わった考えを持つと思う
6.無口で、静かだと思う
7.同情しやすく、優しい人間だと思う
8.だらしなく、うっかりしていると思う
9.冷静で、気分が安定していると思う
10.独創的ではなく、平凡な人間だと思う

<集計方法>
外向性=(項目1の点数+(8-項目6の点数))÷2
協調性=(項目7の点数+(8-項目2の点数))÷2
誠実性=(項目3の点数+(8-項目8の点数))÷2
開放性=(項目5の点数+(8-項目10の点数))÷2
情緒安定性=(項目9の点数+(8-項目4の点数))÷2
【例:項目1の点数が「5」で項目6の点数が「2」の場合、
(5+8-2)÷2=5.5

次回の「パーソナリティ心理学入門」は?

「パーソナリティ心理学入門#1」はいかがでしたか?
今回は、前提知識を軽く触れました。
パーソナリティ心理学の魅力が伝わっていればいいなと思います!

何回で完結するのか未定ですが、
今回の内容を基礎として次回からは各特性のメリット・デメリットや起こりやすい問題をご紹介していきたいます!

論理的にわかりやすく説明することを心がけますがみなさんも一緒に考えながら読んでもらえると一番楽しめると思います!

それではまた次回お会いしましょう!
いつもどおり首をキリンくらい伸ばしてお待ち下さ~い

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