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北海道の寒さってどれくらい?暑さと寒さならどっちが我慢できる?という話。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は、寒さについて考えてみました。

暑いのと寒いのどちらが耐えれるか?という話になったりすることがあると思うのですが、みなさんはどちらでしょうか。

暑い場合は、エアコンで解消できるとか、寒いのは服装で耐えられる。など、様々な意見があるでしょう。私は、暑い方が苦手でして、寒いのは着れば大丈夫でしょうという考え方です。

室内はエアコンで快適な環境を作り出せるでしょうが、屋外では涼しい服装も限界があります。このことから、北海道に向いていると勝手に思っています。

では、北海道がどれくらい寒いのかということを紹介していこうと思います。

猿払村は北海道の中でもとりわけ北部に位置していまして、みなさんがイメージする通り寒い地域です。一方で、北だから単純に寒いかというとそういうことでもなく、海沿いの地域よりも内陸部の方が気温が低くなるという特徴があります。

気象庁がHPで公表しているランキング北海道内の上位5位までをみていきましょう。ちなみに、4位には富士山が入っていました。最低気温の低い方から (各地点の観測史上1位の値を使ってランキングを作成)

全国最低気温低いランキング

6位 北海道雨竜郡幌加内町幌加内 (標高:159.0m)

-37.6度 1978年2月17日

5位 北海道枝幸郡枝幸町歌登東町 (標高:14.0m)

-37.9度 1978年2月17日

一見海沿いにも見えますが、海岸から20kmほど離れています。

3位 北海道旭川市江丹別町芳野 (標高:140.0m)

-38.1度 1978年2月17日

第2位 北海道帯広市東4条南 帯広測候所 (標高:38.0m)

-38.2度 1902年1月26日

第1位 北海道旭川市宮前1条 旭川地方気象台 (標高:120.0m)

-41.0度 1902年1月25日

旭川では氷点下41度にちなんだ、氷点下41度というお菓子もあります。

猿払は・・・

一方で猿払はというと-27.2度(昭和61年2月4日)が最低気温として記録されています。ちなみに、昨シーズンの最低気温は1月31日の-21.5度です。

ご覧のように、ランキング上位と比較するとそれほど寒くならない地域ということがわかると思います。

移住体験や観光で猿払村を訪れる方と話をすると、北海道の中でも最も北の方に位置するので、メチャクチャ寒いと思って重装備を用意してきました。とか。

強烈な寒さだと覚悟してきたので、思ったより苦痛ではないです。といった声もいただくことも。

一方で、海沿いは風が強いという特徴もあります。このことから体感気温はどうなんだ?というと、かなり寒い地域なるんだろうなと思います。

資料によると、風速が 1m/s増加するごとに体感温度は 1℃低くなるといわれるようです。真冬に風速15m吹いたとすると、-27.2度(昭和61年2月4日)+(-15度)で-42.2度と、旭川市での-41度を超える計算となります。

さて、これから夏に向かっていく時期に北海道と猿払の冬の寒さについて、お伝えしてきました。夏でも涼しい、猿払にぜひ遊びに来てくださいね。

そして、冬の寒さも体感しにいらっしゃいませ!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。


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