一年振り返ると

一年を振り返ると『さよなら、バンドアパート』の映画化だったりソフト化だったり、juJoeの四ヶ月連続リリースだったり、エネルギー事業の新規立ち上げだったり…….だった。

何だかんだといろいろと手を付けたが、大きく体調を崩すことがなかった恩恵がデカイなと感じる。「condition is 何より優先させるもの」だ。来年も倒れずにいたい。叶うことならば。

夏ぐらいにnoteの公式がとりあえげてくれたのも嬉しかった。このサービスをずっと使っているけれど「noteの中の人」と絡むのにはほんのり憧れてはいた自分に気付いた。スキって気持ちって案外そんなものよネ。

リアルサウンドにもはじめましてであった。ライターの小川さんはロッキン時代に常々すれ違いだったので、会えて「ようやくだな!」という話になった。
この「お互い名前と存在は知ってんだけど邂逅したことがない」という現象にいよいよ名前を付けてほしい。

それにしても集団において年上になることも増えてきた。いくつかのチームや集団、組織に属しているわけだが、だいたいが真ん中より上から最年長になる。こうなるとアホ丸出しのままでは引かれてしまうんじゃないかと不安になる。

これを『リーダー』とかいうと大仰なのだが、自分が方向を示す組織にいることが多い。アホ丸出しのままでは船が難破してしまうんじゃないかと不安になる。

「愛されるリーダー」or「恐れられるリーダー」とかをいちいち考える時間が増えた。女子高生が「優しい男と強い男がどっちがいいー??」とクリームだか何だかをかっ食らいながら喋ってテーマと大差ない。

しかしこれは「メッシorクリロナ?」や「ビーフorチキン?」のごとく有史以来ずっと議論の対象ではある。まぁビビられもせず好かれもしないという存在にはなりたくないものである。

マキャベリが『君主論』の中で「どんな手段や非道徳的な行為も、結果として国家の利益を増進させるのであればそれは許される」書いているが、まぁそういうわけにもいかない。かと言って仲良しイズムだけでも滅亡することが分かるぐらいには経験値がついてしまった。

むかしよりも「合理」と「道徳」がぶつかったときに道徳を選んで合理性を犠牲にするほうがラクだと感じることが増えた。

2023年も修行と戦を続けて乗り切りたいものである。




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