たくろう@「売れる新商品」を作るマーケティング

■化粧品・健康食品D2C企業で商品企画などを経験/■起業して売れる商品づくりからweb…

たくろう@「売れる新商品」を作るマーケティング

■化粧品・健康食品D2C企業で商品企画などを経験/■起業して売れる商品づくりからweb広告、サブスクリプションまでマーケティング全体を経験/■ペンシルベニア大学ウォートンスクールマーケティングコース修了/■公式ブログ:https://takuro-s.com/

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お客さんが集まりすぎるサブスクとは?:マーケティング思考入門

今回はスモールビジネスのための「売れるマーケティング」について、「ケーキ屋さん」をもとに前回の続きを書いていきますね。 前回の記事はこちら↓ 集客して一度商品を買ってもらったら、次は「また来てもらうリピート施策」が大切です。 【「サブスクリプション」とは】ここで有効なのが「サブスクリプション」の導入です。「サブスクリプション=月額販売」ではありません。 サブスクは下の3つの要件を満たすことが必要です。 ーーーーーーーーーーー 【サブスクのポイント】 ①「製品」で

    • 広告費を広告に使わないから人が集まる!?:マーケティング思考入門

      今回はスモールビジネスのための「売れるマーケティング」について、「ケーキ屋さん」をもとに前回の続きを書いていきますね。 前回の記事はこちら↓ 【「利益ゼロ」のケーキで集客】集客のために広告を使うことは有効ですが、「広告費を広告ではなく商品に使う」ともっと広告効果を高められる場合もあるのです。 たとえば、利益度外視で1個100円の100円ケーキを作っても良いですね。 100円にしては豪華でおいしい、しかも色々選べて楽しい、となれば、口コミは勝手に広がります。「価値(豪華

      • なぜあのケーキ屋が1番選ばれるのか?:マーケティング思考入門

        今回は「スモールビジネスのための売れるマーケティング」について、「ケーキ屋さん」をもとにマーケティング初心者の方へ向けて書いてみます。 ケーキ屋さんに限らず、おいしければお客がんが増えるとは限りません。同じような店が近くにあったらお客さんは選べないのです。 「おいしさ」+「マーケティング」を組み合わせると、お客さんを今の2倍、3倍に増やして繁盛店を作ることだってできるのです。 それでは、始めます。 ーーーーーーーーーー 【どうしたらお客さんが増えるのか?】まず、お店

        • ユニクロをマネて「マウス」を売る:売れるマーケティング思考シリーズ

          毎回テーマを決めてマーケティングについて考える、「売れるマーケティング思考」シリーズ。 今回のテーマは「マウス」です。 マウスなんてどこにでも売ってるし、どれもたいして変わらないし、わざわざこれから本気で売っていこう、というようなものでもないでしょう。 市場は飽和状態でライバルだらけ。差別化は難しい。価格競争して大手に勝てるものでもない。そうカンタンに売れるものではありません。 だからこそ、マーケティングの素材として使えるんです。 それでは、さっそく始めます。 【

        お客さんが集まりすぎるサブスクとは?:マーケティング思考入門

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        • ユニークなショップ紹介
          6本
        • 【売れる仕組み/マーケティング】
          20本
        • アート/音楽/クリエイティビティ
          4本
        • 学び/時間術/習慣術/生産性
          5本
        • 自己紹介
          1本
        • 【美容と健康/ヘルスケア/アンチエイジング】
          16本

        記事

          ”EC30億円越え”せっけんの売り方:マーケティング思考入門①

          毎回テーマを変えてマーケティングの考え方をお伝えする「マーケティング思考入門」 今回のテーマは、EC売上30億円を超えるせっけん、「どろあわわ」です。 なぜ、ただの「せっけん」が30億円も売れるのか? なぜ、他の「せっけん」は30億円も売れないのか? 化粧品や健康食品ECの起業経験がある私の視点から、ECのwebマーケティングの裏側について伝えします。 ーーーー 【自社ECブランド立ち上げの3ステップ】まず、自社でECを始める場合は大きく3つのステップがあります。

          ”EC30億円越え”せっけんの売り方:マーケティング思考入門①

          なぜマネできないのか?マーケティング思考入門

          毎回テーマを変えてマーケティングの考え方をお伝えする「マーケティング思考入門」 今回は、ホリエモンこと堀江貴文さんからも日本最高の「ジビエ」を出してくれる店といわれた「エレゾゲート」です。 マーケティングの中でも集客やリピート率アップのようなテクニック的なところではなく、「売れる商品づくり」という本質的なところに焦点を当ててお伝えします。 それでは始めます。 【専属ハンターを雇用:北海道の食肉料理人集団】虎ノ門横丁にある「エレゾゲート」は、北海道の食肉料理人集団エレゾ

          なぜマネできないのか?マーケティング思考入門

          しばらくnoteを書いていなかったけれど、これから再開します。 書くことは自分自身を振り返ることにもなり、アウトプットすることで自分に身につけることもできていいですね。 それがさらに誰かの人生の役にも立てれば嬉しいですね。

          しばらくnoteを書いていなかったけれど、これから再開します。 書くことは自分自身を振り返ることにもなり、アウトプットすることで自分に身につけることもできていいですね。 それがさらに誰かの人生の役にも立てれば嬉しいですね。

          【note記事まとめ🍔】

          👜マガジン①:【売れる仕組み/マーケティング】🐙たこ焼きマーケティング:「売れるたこ焼き」を考えるマーケティング思考入門 🐙『銀だこ』を超える『金だこ』ー日本でただ一つのたこ焼きマーケティング 😷マスクのマーケティング:「売れるマスク」を考えるマーケティング思考入門 🧘‍♀️「ヨガ教室」を流行らせるには?:マーケティング思考入門 👜ティッシュペーパーはどうすれば売れるのか? 👕銀座でマーケティングを考える:芸術的なユニクロ TOKYO① 👚銀座でマーケティングを考える:アー

          「ヨガ教室」を流行らせるには?:マーケティング思考入門

          ヨガ教室といえば全国にたくさんあり、生徒の側から見ればどこに行こうか迷うこともあるでしょう。 でも教室を運営する側から見たら、周りは競合だらけで生徒集めが難しいのです。 そんなヨガ教室でどうやって集客や利益率UPができるのか、マーケティングの考え方を使ってみていきます。 【「選ばれる理由」を作る】まず、他の教室との違いがよくわからない場合、価格競争になりがちです。 口コミやインストラクターの良さももちろん大切ですが、それ以前にまずは一度来てもらうことが必要でしょう。

          「ヨガ教室」を流行らせるには?:マーケティング思考入門

          MInimal(ミニマル):最小限だからこそ広がるチョコレート

          今回は「マーケティング思考」について、「チョコレート 」をもとにマーケティング初心者の方へ向けて書いてみます。 それでは、さっそく始めます。 -------------- 【Minimal(ミニマル)チョコレート】今回取り上げるのはMinimal(ミニマル)チョコレートです。 「砂糖」と「カカオ」だけという最小限(Minimal)の素材で作ったチョコレートで、カカオ豆の産地や焙煎方法にもこだわっています。 写真はMinimal銀座店 いろんなカカオ豆の味を楽しめる

          MInimal(ミニマル):最小限だからこそ広がるチョコレート

          「引き算」のマーケティング:材料を削ったチョコレート

          チョコレートといえば、ブラックやミルクがあったり、ナッツやお酒の入ったものがあったりしてバリエーション豊富です。 チョコレートの材料は「砂糖+カカオ+α」が一般的です。 「砂糖」の多い少ないでは他の商品との差別化はあまりできないので、カカオの配合量を変えてみたり、あるいはこの「+α」の部分を工夫することでいろんなチョコレートを作るのです。 特にこの「+α」が他社との差別化ポイントとして重要ですね。 でも逆に、 チョコレートから「+α」を取り除くことで成功しているブラ

          「引き算」のマーケティング:材料を削ったチョコレート

          「パンのサブスク」から考える:マーケティング思考入門

          今回は「マーケティング思考」について、「パンの売り方」をテーマにマーケティング初心者の方へ向けて書いてみます。 それでは、さっそく始めます。 -------------------- 【「売り方」を変えて顧客を創造する】たとえ同じ商品でも「売り方」を変えるだけで新しい市場を作ることができ、新しいお客さんを増やすことができますね。 企業の目的は顧客の創造である。by ピーター・ドラッカー 「売り方」を変えて新しいお客さんを獲得することは、ドラッカーのいう「顧客の創造」

          「パンのサブスク」から考える:マーケティング思考入門

          ブランドを遺伝子レベルで考えるーブランディングの科学

          ほとんど同じように見えるものでも「ブランド」があるとその価値はグッと変わります。 なんとなく価値が高いような気がする程度ではなく、実際に知覚できるほど価値が変わることがあるのです。 【「ブランド」が味を変える】コカコーラを使って味覚に関するある実験が行われました。 1 コカコーラを2つのコップに入れる 2 一方は「コカコーラ」だと伝え、もう一方は「無名のコーラ」だと伝える 3 それぞれ飲んでみて、どちらがおいしいか感想を聞いてみる すると、まったく同じものを飲んだ

          ブランドを遺伝子レベルで考えるーブランディングの科学

          『銀だこ』を超える『金だこ』ー日本でただ一つのたこ焼きマーケティング

          今回は「マーケティング思考」について、最近行った「たこ焼き」の店をもとにマーケティング初心者の方へ向けて書いてみます。 それでは、さっそく始めます。 --- 【虎ノ門横丁】2020年6月に虎ノ門ヒルズビジネスタワーの中にオープンしたレストラン街「虎ノ門横丁」。ミシュランの星を取るような店を含め、東京中の名だたる名店を集めた超一級の横丁です。 最新の技術やアートを融合させた近代的なビルの中に、「横丁」という昔ながらの日本を感じさせる趣が融合しているところがいいですね。東

          『銀だこ』を超える『金だこ』ー日本でただ一つのたこ焼きマーケティング

          パン屋さんのマーケティング③:「売れるパン屋さん」を考えるマーケティング思考入門:「顧客単価」を上げる工夫

          今回は「マーケティング思考」について、前回に引き続き「パン屋さん」をもとにマーケティング初心者の方へ向けて書いてみます。 パン屋さんのマーケティングといっても店舗によってやり方は全て違うので、「これさえやればうまく」という正解はありません。 「マーケティングの考え方」の参考としてお考えください。 それでは、さっそく始めます。 前回の記事はこちら↓ 【「顧客単価」を上げる工夫】パン屋さんに限らず、売り上げを上げる方法は3つしかありません。 ①顧客数アップ ②顧客単

          パン屋さんのマーケティング③:「売れるパン屋さん」を考えるマーケティング思考入門:「顧客単価」を上げる工夫

          パン屋さんのマーケティング②:「売れるパン屋さん」を考えるマーケティング思考入門:パン『だけ』を売らなくて良い

          今回は「マーケティング思考」について、前回に引き続き「パン屋さん」をもとにマーケティング初心者の方へ向けて書いてみます。 パン屋さんのマーケティングといっても店舗によってやり方は全て違うので、「これさえやればうまく」という正解はありません。 「マーケティングの考え方」の参考としてお考えください。 それでは、さっそく始めます。 前回の記事はこちら↓ 【お客さんに聞いてみる】お客さんに選んでもらうには「選ばれる理由」を作ることが大切でしたね。 そして「選ばれる理由」を

          パン屋さんのマーケティング②:「売れるパン屋さん」を考えるマーケティング思考入門:パン『だけ』を売らなくて良い