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農家さんで物理学を使ってみる

収穫終わった自然栽培米の農園さんで、冬作業の計画。

作業の棚卸し → 今年もやるかやらないか → かかる日数の見積(余計なサバ取り) → 誰がいつ始めるのか

この農園さんは冬も忙しい農園です。自然栽培のお米を作るのに機械をカスタマイズしたりメンテナンスをしたり。新しい研究開発や教育をしていったり。

2年前からTOC(制約条件の理論)の CCPM(クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)の考え方を採り入れて作業計画をしています。

農作業は天候で大きな作業の変動が発生するので、物理学を元にしたTOCの計画は使いにくいな〜と思っていたのですが、

冬は機械作業が中心なので使える!ということに気がついてからは、春の農作業開始があまり遅れることなく行われています。

特に新人がいらっしゃる今年はチャンス。今まで当たり前にやっていたことに対して、

「これは何ですか?」
「これって要るんですか?」
「これ、なぜやってるんですか?」

を普通に質問してくれるからです😊 余計な仕事がどんどん削ぎ落とされ、作業の意味が共有されていきます。

今年は更に「農園さんで必要なスキル・能力」を新人さんにインタビューして言語化・視覚化していきます。

今いる新人さんに自分の成長を実感していただけるように。
農園の皆さんの成長が目に見えるように。
将来中道農園さんに来ていただける人にもわかりやすく、成長を目指せるように。

農業って素晴らしい仕事よね! と自ら言えて、周囲にも言っていただけるように😊

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