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人はどこからでもチャレンジできる

近江八幡のジムに自転車で行く道の途中に、全国的に有名なお菓子屋さんがあります。

それは、場面緘黙症という障害を持つ15歳の「みいちゃん」というパティシエがいる店なのです。

私も妻に教えてもらってテレビで知りました。家では普通に話せるし動けるのに、学校など外にでると全く話せなくなり、身体も自分で動かせないようになり、表情さえも変わらなく無表情になってしまうのです。

4年生で学校に行かなくなったみいちゃんに、親は社会から閉ざされることがないようにとスマホを買って、料理やお菓子のレシピが検索できるアプリを入れてあげました。

するとみいちゃんは、ひたすらお菓子を作り始めたそうです。

「これがみいちゃんの生きる道」と感じたお母さんは、クラウドファンディングなどでお金を集めて工房を作り、自らも製菓教室に通って資格を取得します。

そして2020年1月、「 みいちゃんのお菓子工房」がプレオープン。みいちゃんは小学6年生で、ケーキ屋の店長になりました。

みいちゃんは接客はできないし、お母さんは別の仕事を持っています。だからお店は月1回ほどオープンして来店予約制。そしてお任せホールケーキは一週間前までの予約で受け取れます。現在は常に予約はいっぱいです。

一人の時に黙々と作っているスィーツは、マルシェなどのイベントで販売したりしています。

驚いたのは、最近メタバースでイベントを開催していること😮

リアルでは話せないみいちゃんもネット上では活躍できる。。。なるほど、お兄さんともゲームでは楽しそうに遊んでいたしね。若い世代らしい素晴らしいチャレンジです。

海外からの問い合わせも増えてきたので、今やウェブサイトは8カ国語に対応。

障害があっても、できることを生かしてここまで伸ばすことができる。

みいちゃんを見ていると、人間の可能性は限りないと改めて思い知らされます。

そして心から応援したくなります。

今日、自転車で住宅街にあるみいちゃんのお店に初めて寄ってみました。

ホールケーキを予約した人でしょうか? 車が1台止まっていて、お店に中に人がいました。

私は予約も何もないのでお店には入りませんでしたが、横に充実した自動販売機があります。

「黒米フィナンシェ」を買ってみました。滋賀の大地で育ったお米で作っているそうです。

心が優しくなる味がしました😊

来年2023年にグランドオープンできるように頑張っているそうです。オープン時にはぜひお祝いしたいと思います。

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