見出し画像

脳はサボりたい

EQ(感情知能)プラクティショナー国際認定コース3日間zoom講座を終了。

3日目も類まれなる安心感の中で、自分に起こる感情に名前をつけ続けることができました😊

感情に名前をつけるのは、言葉には限らないというのが3日目の気づきです。

それは、新しい楽器を習っているような感覚 ♪


自分の感情を表現してください、と言われたら無意識のうちに「喜び」とか「悲しみ」とか文字で書いていたのですが、

今回は初めてモノで表現してみました。

講座では「エモアイコン」というものが活用されて、感情をいろんなモノや生物で表すことができます。

例えば自分が相手に与えたいものに1つに、ギターもしくはウクレレを置いてみました。

これは自分の楽しさはもちろん、複数の人と共にハーモニーを創り出す喜びも表現しているし、

一瞬ではなくある程度の長さで続くことも表現しています。

意外と、大脳皮質が司る言葉以外のことは使っていなかったなぁ?! と気づき始めます。

そしてどんどん、感情を司る大脳辺縁系が開発されてくる感覚になります。


名前を付けつづけると、自分には感情から行動につながる一定のパターンがあることに気が付きます。

例えば私には「相手が強く自己主張してくると黙る」というパターンがあります。

講座などの場面で考えていただけるように、注意・関心・敬意を払いながら見守り黙るのはいいのですが、

イライラしたり嫌悪感、拒絶感が増してくると、スルーしたり、相手のエネルギーが弱くなるまでやり過ごすという行動になることが多いです。

これまでの立場ではそれがうまく行くことが多かったので、そのような行動パターンになっているのだと思いますが、

しっかり対話が必要な場面にまでその行動パターンが出てしまうと、相手には「受け取ってもらえてない」という感情が起こるでしょう。

だから私は妻によく「共感力がない」と言われるのだと思います😊

また、「自分が面白い、楽しいと思った方を選ぶ」という行動パターンもあります。

このパターンは、多くの場合は周囲にも楽しさが伝播するのでいいのですが、

プロジェクト開始してすぐあたりで形が整っていない時にやると、たまに大ゴケすることもあります。


なぜそんなパターンが存在するのか?

それは、脳が「考えない」という省エネをしているのです。

パターンが楽に動かせると、本来考えたい場所に脳を使うことができます。

受講者仲間が言い放ちました。

「脳はサボりたい!」

よく経営者が、社員は自分で考えないと文句を言っている場面がありますが、

経営者は経営者のパターンで脳をサボらせているのは間違いないでしょう。

サボるパターンが違うだけなのかも知れませんね😊


そんなパターンに気づいていくと、ああ、普段自分が発している雰囲気はこんな感じかもなぁと意識することができます。

自分というスピーカーから周囲に流れている曲は、こんな感じなんだなぁと意識することができます。

意識できると、結果が良くなる行動を選択することも増えるでしょう。

全部が全部良い結果にならなくていいとも考えています。

それよりも。

うまくいく時もうまく行かない時も、自分の感情と行動パターンが意識できて、相手と対話ができることが大事だと考えました。

「あの時はこんなふうに感じて、どうしていいかわからなかったけど。」
「あるいは今までよくあったように、こんな行動を取ってしまったけど。」

「あなたと一緒ならどんな選択があるだろうか?」
「仲間たちと一緒ならこんな選択肢も増えるよね。」


私はなぜEQを始めたのか?

それは、自分と他者との間(人間)にしか生まれない、もっと素晴らしいものを生みたいからだと思います😊

資格認定のためにこれから10本のレポート提出が待っていますが、楽器が上手くなっていく感じで楽しく書けそうです♪

たくらみ屋のEQセミナーはこちら


いいなと思ったら応援しよう!