見出し画像

EQ探求のはてしない旅

はてしない物語(映画ではネバーエンディング・ストーリー)のオーディオブックを繰り返し聴いています。

主人公が名前のないものに名前をつけていくと、どんどんストーリーが展開していく。

そして、最後の最後に、本当に望んでいたものにたどりつく。

この物語を書いたミヒャエル・エンデは次のように言っています。

「名づけられていない事物に名前をつける。それによって、人間はその事柄と関係をもつことになる。それによって、人間にとってなにかが実際はじめて現実になる。」

土日でEQ(感情知能)プラクティショナー国際認定コース3日間zoom講座の、2日目を終了。

(EQとは? はこちら)
https://6seconds.co.jp/eq-articles/what-eq

これまで多くの人は、仕事の現場で感情は一旦外に置いといて。。。としてきたと思います。

私もそのようにしていたフシがあります。

しかし今は、脳科学が研究されています。そして感情が発するメッセージを効果的に力に変えると、組織風土が豊かになり、離職率が下がって生産性も向上することが統計的にも証明されつつあります。

パフォーマンスとEQ
https://6seconds.co.jp/eq-articles/businesscase2016-performance

これは、AIにできないこと、人間しかできないことだと思うのです。

私もTOCでボトルネック対応や根本問題を見つける時に、多くの感情的課題に対峙してきたので、感情を探求する必要性を強く感じていました。

それが学び初めの動機です。

。。。。。

2日間で最も印象に残っていることは「感情に名前をつける」ということ。

冒頭に出た、はてしない物語、ミヒャエル・エンデの言葉と全く同じなのです。

感情が起こっているということを意識の上にのぼらせて、それに名前をつけ、今起こっている感情と関係を持つ。

そこで初めて感情が発するメッセージを受け取れるようになります。

「悲しみ」〜〜〜 何がなくなっていくの?
「反感」〜〜〜 何が壊されようとしているの?
「喜び」〜〜〜 もっとやりたいの?

少しの間立ち止まって、そのメッセージを受け止める機会を作れれば、行動を選択すれば、

確かに、大きな力に変えることができそうだと感じています。

だからしばらくの間、生まれた感情に「赤ん坊が生まれた時のように」名前をつけてみることを心がけることにしました。

。。。。。

何よりも驚いたのは、講座の安心感と充実感。

「方法がないのが方法」「プロセスがコンテンツ」という学習哲学が、私達がびわこTOCなどで経験的に実践してきたこととすごく合致しています。

No Program, No Teacher に近い進行でありながら、多くの学びが身体に残っており、充実感があるのです。

講師は最低限の枠組みと、zoomのブレイクアウトルームの設定など環境づくりを行います。

受講者が自分たちで「これはどういうことか?」をディスカッションして、プログラムの意味や自分への適用などを実践していったり、

コーチ役・クライアント役をやってプログラムを自分のものにしていったりするのです。

まさにプラクティショナー、実践者コース。

今まで使っていなかった大脳辺縁系のあたりが、どんどん開発されていく実感があります。

少し前に、中村泰彦YASさんにきっかけをもらってEQを学び始めた時に診断をしたら、私は「自分自身を全く知らないね〜。」っていう状態でした。

しかしそれから感情を意識し始め、2回めの講座の前にもう一度診断を受けたら、スコアが軒並み上がっていました。

(私はぜんぶ丸見せなので、レポートを公開しておきます)

感情知能は開発できる、鍛えられる。

すぐに家庭の人間関係も良くなってきました。今やっている企業クライアントさんにも適用できる展開が見えてきました。

来週土曜日に3日目があります。3日間終了後、90日間で10本の実践レポート提出をしなければ資格を取得できないのですが、楽しく完了できそう。

しばらく、EQ探求のはてしない旅を続けたいと思います😊


たくらみ屋のEQセミナーはこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?