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やれやれ、また来たか。今度はAIか。~50代からのプログラマー~

ChatGPTの話題が、50代のおじさんにも届くようになった。
AIに仕事が奪われる。
人はAIに使われるようになる。
GPT-4 司法試験に合格。
クリエイター不要論。
プログラマー不要説。
勝手に様々なノイズが入ってくる。
これから10年かけてプログラミングを覚えようとしているおじさんにとっては、ノイズでしかない。

時代は繰り返される。とよく言う。
私は、建築好きなので、すぐにウィリアム・モリスとアーツ&クラフツ運動を思い出す。
新しい波に飲み込まれまいと必死になった人だ。
でも、写真が誕生したから、ピカソのキュビズムがうまれた。
デジタルカメラが普及したから、医療の富士フィルムになった。
いつの時代も、変化に飲み込まれまいとみんな戦っている。
近いうちに、席巻する「なんでもかんでもAI社会」飲み込まれまいとする若者が出てこないか期待している。

近い将来、優れたプログラムは、AIが書くかも知れない。
でも、プログラミングは、楽しい。
この楽しさまでは、奪われたくない。
スマホのカメラがどんなに高性能になっても、
趣味で絵画をたしなむおじさんがいるように。
3Dプリンターの価格が安くなっても、
1年かけて木の彫刻を彫る人がいるように。
どんなにセンセーショナルな出来事も、結局時代は繰り返しでしかない。
50年以上生きていれば、少しは説得力があるか?


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