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映画スパイファミリー観てきました【ネタバレ有り】

 スパイファミリー Code White面白かったー!
 アーニャが大活躍でした!フォージャー家にずっといたい、そのために家族崩壊の危機から救うべく奮闘するという子供の純粋な姿に感動しました。また、フォージャー家が互いに思いやる姿を見て温かい気持ちになりました。
ヨルさんは不機嫌になったアーニャの気持ちを代弁してロイドに伝える場面!
ロイドはヨルさんが元気がないのを見て、口紅をプレゼントする場面!
どれもほっこりしました!

 アーニャの超能力が発揮される場面では必ず超能力の効果音があり、その後に心を読み取った相手のセリフが聞こえるのですが、今回は効果音がなってもセリフが聞こえない場面が2回ありました。
これは尺などの問題ではなく、見ている人に想像してもらいたかったんでしょう。アーニャのような相手の心を読み取る超能力を持っていなくても私たちには共感して相手の気持ちを慮る力が備わっていることを伝えたかったのかもしれません。一方で、ヨルさんが勘違いから想像を膨らませてロイドの浮気を疑う場面もありました。共感や想像の力には限界があり、思いを言葉にしたり相手と対話する力も大切なのでしょうか。

 私も子供の頃に両親が喧嘩をするのを見て、なんとかしたいけどもどうにもできない・・・でも心が痛むという経験が何回かありました。逆にお互いを思いやった姿があると安心したものです。偽りの家族じゃなくても家庭は子供にとっての不可欠な安全基地だと思います。

 大人のロイドとヨルさんが自らの目的の遂行のために共感という力を巧みに使って偽りの家族を演じているのに対して、アーニャは未発達な共感の力の代わりに超能力を用いて、家族でいたいという純粋な気持ちで行動するのも対照的で面白いです。でも偽りとはいえど互いを助ける姿は本当の家族のようです。

 最後にマイクロチップを手に入れて、ロイドの「帰りのチケットです。」のセリフには文字通り家に帰れるという意味と、オペレーション皋に戻れるだろうという意味が込められていたのでしょう。2期が最近終わりましたが、続編に期待です。

ということで、今日は帰りに母に花でも買って帰ろうと思います。