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引退後の生活について

今日は目にしたネット記事についての感想を書きたいと思います。
まずは記事をシェアします。

意外と多い、定年後の人生で「失敗する人」のまさかの落とし穴(現代新書編集部) | 現代新書 | 講談社(1/2) (gendai.media)

さて、この内容ですがちょっとどきりとしました。何が、というと自分にも思い当たる節があるからにほかなりません。

そしておそらく10年前に今の年齢だったとしたら、恐らくこの記事に書かれていた内容に少なからず合致する定年後生活を送っていたかもしれない、そう思いました。

具体的にどのポイントなのかと言いますと・・・ちょっと長くなりますが引用します。

〈権力の座にあった人でなくても、老後の居場所を欲して本末転倒な行動をとることがあるだろう。たとえば退職金を浪費してしまうのはその代表である。
退職金浪費型の人の典型的な行動は次のとおりだ。
まず定年退職祝い続きで何とも高揚した気分になる。それからしばらくすると一度に何千万円もの退職金が振り込まれる。お祝いの気分も持続しているので、まるで宝くじが当たったかのように感じる。同時に定年退職によって居場所を喪失したという感覚も出てくる。そこで狂ったようにお金を使って居場所を作り出す。
たとえば行きつけの居酒屋を作って毎日昼酒する。学生時代に聴いていた歌手の追っかけを始める。スポーツカーやキャンピングカーを買って全国をドライブしだす。親身になって話してくれるというだけで証券会社が勧める投資信託に手を出す、という具合だ。〉(『世界は経営でできている』より)

そう、程度のに違いはあれど、上記内容に類するような生活を夢見る、とまではいわないまでも、それに近い生活をしたいなとかちょっと思っていたなと思い起こされたわけです。

では、こうした状況に陥らないためにはどうしたらいいのでしょうか。

このことへの解に重要なのは、『自分が本当にやりたいことは何』で、ということを明確にすることです。

例えばの話、本当は家でゆっくり本を読むのが何より好きなのに、時間ができたらかやれ海外旅行だなんだと金を使う…というのは金の使い方に誤りがあると言えますよね。本を読むのが好きでそれに時間を使うことに喜びを感じてるなら本を買うことに金を使うのが本筋だからです。

ま、退職時は何かと気分が高揚している可能性があるので、普段からそういう思考がないと浮かれてしまってバカなことに金と時間をつぎ込む可能性は高くなるとも言えますが。

私も改めて気を付けなければ、と定年延長になる今日この頃で、やろうと思っていることを先送りしている子の人生に少し危機感を覚えました。

ということで今日もご一読ありがとうございました。


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