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集中できない理由

こんにちは。能力再生相談所、内匠です。

この連休は読書三昧だ!と意気込んでみたものの、自分には難解だった本からスタートしたせいか、あるいは別の理由があるのか・・・とにかくなかなか読み進めることができなかったという結果になっています。

その難解な本というのはアドラー著の『人間の本性』というものです。何が自分にとって難解か、というと、とにかく書いてある内容が自分はどうなんだろうというところがしっくりこないところでしょうか。

そんな中で一つ、これはなんとなくわかるな、というところはありました。まずはその部分を引用します。

注意を得るために最も重要な要素は、本当に深い位置にある関心です。この関心は注意よりもずっとふかい精神の層にあります。関心があれば注意が向くのは当然のことで、教育で働きかける必要はありません。
・・・中略・・・
注意力に欠けるというのは、そもそも、注意を求められることから逃げようとしていることです。注意がそれているというのは、単に別のことに注意を向けている状態です。ですから、「集中できない」という言い方は正しくありません。何か別のことであれば、きちんと集中できるのです。いわゆる意思やエネルギーの欠如も、集中力の欠如と同じような状態です。この場合も、たいてい、かなり強い意志やエネルギーが発見されます。でも、何か別のほうへ向かっているのです。

「集中できない」ということは皆さんもよくあることと思いますが、ここでの主張は、それは自分がやりたいと思っていることをやっていないからそうなるのだ、と私は解釈しました。関心、というのはちょっと解釈が難しいところかと思いますが私が人生デザイン構築学校で体験したものと照らし合わせると、関心=私が本当に大切にしている価値観、と理解します。

こう理解すると、やらない理由も何となくわかってきます。

特にやらされ仕事、みたいなのはやっても意味がないと思うから集中できない、やる気が起きない、というのは体験的にわかることと思います。

これを一体どうしたら良いのかというと、そのやらされ仕事の中に自分にとって価値があるものは何か、あるいはそれをやることによって得られるメリットは何か、ということを考え抜いて自分が納得してやる、それしかないんだろうと思います。

今やっている勉強、仕事がどうしても手につかない、というときは、そういうことを一度考えてみるといいんだろう、と改めて思いました・・・。もちろん、それ以前に疲労があればきちんと休んで体力回復、というのが重要ではありますけどね。

連休は事実上終了、今日明日はただの土日…でも最後まで楽しみたいと思います(育児も)。

ということで今日もご一読いただきましてありがとうございました。

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