見出し画像

ポジティブ思考も万能じゃない

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

一般的にはポジティブ思考は推奨されていることと思いますし、私自身もポジティブ思考になった方がいいかなと思うことはよくあります。何より、他人のネガティブ発言を延々と聞かされるのはあまり心地いいことではありませんしね(・・・どの口が言うってことになりそうですが!)。

ですが、ポジティブ思考も時として弊害はあります。私の体験的な話で言うと、一回できるともう無心になりずらいことです。

毎度毎度、私の趣味のテニスの話になりますが、苦手なプレーが何かの拍子でできたとします。そうすると、「お、俺できるじゃん、次はもっとできる」・・・と心の中で思います。再現欲求がむくむとと湧いてきててしまい、次の時にしくじったらもう自分たたきが激しい言ったらないわけです。

私の愛読書?の一つである『インナーゲーム』の中の習慣を変えるという章の中にこういうことが書かれていますのでご紹介します。

「正しい打ち方をしよう」と懸命になりすぎた場合は、失敗すれば不愉快になり、成功すれば再現を切望する。どちらの感情も、集中力を削ぐにはもってこいの要素となる。その分、体験の密度は薄くなる。ネガティブな判断は、人をもっと必死にさせ、ポジティブな判断は、次も絶対に成功することを自分に求めるようになる。

後半部分は何が悪いんだ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、良いとか悪いとか、起きた結果を判断すると自分の行動の質が落ちてしまうということで、これは実際にやってみるとそうだなと実感するものですね。頭ではなかなか理解が難しいかもしれません。

特にスポーツ系ではそうかなと思いますね。

ということで今日もご一読ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?