もったいない感情の使い方をやめよう~与えて嬉しい感謝の気持ち~
こんにちは。セーラー服男子のなんでも相談屋さん、たくみです。
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嬉しい、楽しい、悲しい、怒り・・・様々な感情を抱きながら
私達は日々の暮らしをしています。
もちろん、人によって抱く感情も、受け取り方も様々です。
なぜなのでしょうか?
ひとつは生まれ持った"ヒト"としての特性として、でしょう。
これはホモサピエンスとしての
ひとつの大きな特徴と言えるでしょう。
ヒト、は想像力が豊かです。
物語を読んだり、ドラマを楽しんだり
それができるのも想像力のお陰です。
架空のお話でも、
そこに感情を移入することができます。
感情を持つことによって、
恐怖を感じると
命を守る行動をとることができます。
共感の感情があるからこそ
共に協力することで、食料の確保をするグループと
それ以外のことをするグループで
共存することができます。
しかし、その感情も
あまりうまく選び取れていないと
逆に過剰に私たちを苦しめることにもなるのです。
例えば、"怒り"という感情は
今の世の中では、どの程度まで必要なのでしょうか。
簡単な場面を想定してみましょう。
蚊に刺された、とても痒い状態の時
"蚊に腹が立つ"という気持ちを選ぶ
人は多いでしょう。
自分の血を取られる、身体が痒い
自分の頭の中ではそれだけわかっているのです。
その感情を選ぶことによって、本能的に
自分の生命の遠回しに危機を感じているからです。
合わせて、身体が痒くなるということを知っているので
そこに対する価値観との差異が怒りという感情を
選んでしまっているのです。
では、献血ならどうでしょう?
自分の身体から血液がなくなる、という
事実自体は蚊に刺されたことと変わりありません。
むしろ抜かれる血の量では圧倒的に多いはずなのです。
しかし、献血をしたあとは
むしろすがすがしい気持ちになるのです。
それは自分が"誰かの役に立った"という
承認に満たされるからです。
つまり、事実に対して私たちは
自分たちで感情を選んでいるのです。
選ぶこともできるのです。
ならば、あまり誰のためにもならない
命の危険もそんなにないことに対して
負の感情を抱くのは
感情の無駄遣いなのです。
与えてしまえばいい、それが
自分の気持ちとして選ばれたものならば
ずっと生きていくのは楽なのです。
そして、後の例で示したように
"与えている"という感情は
自分に心地よい承認で満たしてくれます。
これをいつでもできるのが
"とりあえず、許してやろう"
と思うことです。
かわいそうだと思ってあげること。
その感情を選ぶことで
自分の中での気持ちはすっと楽になります。
相手には、その人の価値観や
これまでの経験でしか選べなかった感情で
その選択を無意識にしてしまっているだけなのです。
それをあなたが許してあげてください。
たくみさんも、この感情を選べるようになってからは
随分とストレスが少なくなりました。
みなさんも、自分の感情を
自分で選び取ってみて下さい。
意識すると簡単なことです。
とりあえず、許してやろう、と寛容になること。
それだけでいいのです。
これに反することが必要なときも
ないことはないですが
それはパーソナリティを持っている立場として
周りに発信する立場にある時だけでいいのです。
周りに発信するときに
どっちつかずの感情は
相手にうまく伝わりません。
その時だけは、自分の感情を
相手に届けるためにはっきりとさせる必要があります。
うまく場面を使い分けてみてください。
感情をえらぶこと
上手くできない時は、
たくみさんにそっと相談してみてくださいね。