見出し画像

産まれて2日目。君に生きる希望をもらったんだと思う。

産まれて2日目。

産院の助産師さんにビデオ会話していいのよ〜と言われたらしく、妻が繋いでくれました。

(病院=電話だめだと思っていた我々)

画像1

髪の毛を綺麗にしてもらった息子の横顔を見ていると、うん!!なんか僕の髪型と似ている!!と嬉しく思う。


こうしてきっと毎日の発見があるんだろう。


そういえばこの1ヶ月、全然写真を撮っていなかった。仕事として、作品撮りとして、妻とお出かけするとき。その機会が全てなくなった。

中々外に出れず、仕事もできず、実は生きることがしんどくなっていたのかもしれない。インスタのストーリーズでみる、仕事をしているカメラマンさんたちの撮影風景をみて、すごく複雑な感情が襲ってきた。

それでもある時、やっとカメラを持ちたくなった。

画像2

君がまだお腹にいて、パパとママと2人だけど3人、3人だけど2人の写真を撮っていないことに気づいたからだ。

正直撮られるのは好きじゃない。

だけれど、誰かに撮ってもらいたいなと思ったし、撮れない今自分で撮るしかないなと思った。

君が生まれる前、いやまだ準備終わってないでしょー!!って、ママから出るのを躊躇った時、

画像3

やっと君の世界一幸せな洗濯の写真が撮れた。

すると、満足したのか、お腹から頑張って19日も早く僕らに会いにきた。

画像4

写真を撮っている。

君が変わっていくその瞬間を逃したくなくて。君が明日はどんな表情になるんだろう、っていう楽しみが明日も写真を撮ろうと思わせる。

写真を撮ることはこんなにも楽しかったのか。なんだか死にかけていた僕を一番救ってくれたのは君だと思う。

コロナから一生懸命、妻とお腹にいる君を守ってよかった。

本当に宝物だなぁって思う。

産まれてきてくれてありがとう。

10ヶ月の悪阻やコロナの恐怖と戦って、最大の痛みの陣痛を耐えて産んでくれたゆきさん、ありがとう。まだまだあと3日も会えないけれど、心から楽しみにしているよー。

画像5


サポートいただけましたら、作品制作に全力で投資させていただきます…!ありがとうございます!!