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剱岳に行ってきました!!

はじめに

とりあえずYAMAP

剱岳とは

北アルプス立山連峰にある標高2999mの山。通称「雪と岩の殿堂」。簡単に言うと日本最難関の山の一つです。

行程

9月29日 ・京都発~立山駅着
9月30日 ・立山駅発~劔沢キャンプ場
10月1日 ・劔沢キャンプ場~剱岳~立山駅~帰京


9月30日

2年ぶりの立山にハイテンションになりながら美女平~雷鳥沢のバスに揺られました。

登山開始
室堂の紅葉(直通の道がほしい)

雷鳥沢では多くの人がキャンプしていました。

2年前にでキャンプしたのが懐かしい

紅葉した立山があまりにかっこよくて写真を撮りながら劔御前小屋まで。

劔御前まで 雷鳥沢を振り返って

せっかくならと劔御前で休憩。

劔御前でしばらく休憩
大日岳

こんなにゆとりのある行程で登山するのは久しぶりでした笑

劔沢に着いてからは念願の撮影タイムです。夕景、夜景のロケハンをしつつ劔のリフレクションに見とれました。

鏡面
えもえも


Red Carpet to the Summit
夕景
二振りの劔
鏡面ー夜
月に叢雲
One More Step

ひたすら写真を撮った後、途中すれちがったおじいさんが前劔で見た朝焼けが最高だったと言っていたので、それを目標に4時発に決定し、就寝。たいした疲労もなく快適に眠れました。

10月1日

眠い目をこすりつつテントから這い出ると、夜空にオリオン座が輝いていました。写真を撮る時間も無かったので急いで朝食を詰め込み、ピークハントに向かいます。

剣山荘で富裕層との格差を感じつつ最終調整して、いざ出発!(きれいな山小屋でした。

昨晩撮影した劔のシルエットと剣山荘


劔岳は剣山荘から登る別山尾根ルートが主流で、次いで早月尾根、源次郎尾根ルートなどがあります。後2つが難易度高いので当然僕らは別山。

朝焼けは一服劔(前劔のさらに前にある山)で拝みました。最高の朝です。なんとしてもデータを持って帰らねばと気を引き締めました。

鹿島槍
剣山荘
別山尾根

劔は合計13箇所の鎖場が存在し、そのうちカニのたてばい、よこばいと呼ばれる場所はかなりの難所として有名です。事前に何度も映像を見ていましたが、どうやって登るのか検討もつきませんでした。

おじいさんとのバトル

平蔵の頭(ズコ)と呼ばれる7番目鎖場で僕の後にならんでいたおじいちゃんと一悶着有りました。
鎖場で真後ろに張り付いてくるく○じじい。たまらず声をかけました。
 僕「危ないのでちょっと待ってくれませんか?」
 爺「危なくなんか無いわ、落石やかないし」
 僕「僕が落ちたら怪我するのあんたやで」
 爺「支えますよ(キリッ)」
呆れてしまいましたね。相手するのやめました。
各鎖場でタイムアタックしている様子でしたが、傍迷惑です……

縦バイから平蔵のコル&頭


縦バイ~頂上まで

縦バイで別の登山者の落石に巻き込まれました。とっさに退避したものの、逃げる場所がなかった後輩の足に当たってしまいました。改めて落石の恐ろしさを学びましたね……
縦バイのあたりに血まみれのTシャツがおちてました。ご冥福をお祈りします。

早月尾根トの合流
登頂
登頂しました!

横バイは足が差し込める場所を見つけるまでが怖かったです。一度差し込んでしまえば、その名の通り横バイで進むだけでした。

 下山中にまた変なおじさんに出会いました。例のごとく僕の後にはりついて鎖場を下ってきます。何度か前に行かしても休憩の頻度が多くすぐ追い抜いてしまってどうしようもありません。
 僕が鎖を使って下っていると、おっさんはあろうことかその鎖をつかんできました。流石に危なすぎるのでちょっと待ってと伝えても無視。挙げ句の果てにバランスを崩して僕がつかんでいる鎖を揺らしてきました。
変な登山者に会うことは多いですが、会話できない登山者は初めてで逆に怖かったです() 関わりたくなかったのでペース上げて下山。

おいしかった~

剣山荘でカレーをいただいてテント場所へ。

撤収してテント泊装備を背負い、ばってばてで雷鳥沢まで向かいました。
汗だくでどろどろの僕たちをヒールを履いたメイクバッチリのギャルが蔑んだような目で見てきましたが、お前が場違いなんだぞと後輩と愚痴を言い合いながらバスターミナルに到着しました。
(上高地とか観光地化された登山口あるあるだと思いますが、登山者の割合が減るにつれて汚い物をみるような目で登山者をみてくる観光客が多いように思います笑)


いつかはここに泊まりたい💸

こんどは冬の劔を拝みに行きたいですね!
ではまた!


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