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【今日の言葉】　師匠　No.3073

Takumi-bill


単に先人の伝記を読むことによって得られた程度の「志」というものは、いわばなお幻の如きものともいえましょう。

それを一個の現実的な力にまで転ぜしめるには、実に生きた心理の具体現としての「師」に就く外ないのであります。

森　信三

『続・修身教授録』の輪読会も先日最終回を迎えました。

輪読会の良いところは、まず音読をするということ。音読をすることで単語一つひとつをしっかりと消化できます。

そして輪読しながら複数の人と意見を交わすことにより、内容の理解が2倍にも3倍にもなるということでした。

森先生は講義の最後をこう締め括られていました。

『ではどうぞ諸君！！常づね申してきたように、

このわれわれの人生は二度と再びくり返しえないものですから、このことをつねに心の底に忘れず、

この人生を少しなりとも意義があり、生き甲斐のあるような生き方をしてください』

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