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若さ No.2650


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才のともしきや、

学ぶ事の晩(おそ)きや、

暇(いとま)のなきやによりて、

思いくずおれて、止(やむ)ることなかれ。

とてもかくても、つとめだにすれば、

出来うるものと心得べし。


すべて思ひくずをるるは、

学問に大にきらふ事ぞかし。


本居 宣長

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才能がないからとか、

学ぶには年を取り過ぎたとか、

忙しいからと言い訳をして、学ぶことを諦めてはいけない。

とにかく努力すれば成し遂げられないことはないと信じて続けること。

途中で思いくずおれる、すなわち挫折して諦めてしまうのがよくないことという意味です。


宣長は医業のかたわら、35年をかけて古事記伝を書き上げました。

現代の我々が古事記の内容を理解できるのは、

この古事記伝のおかげだと言われています。

そして日本の社会風土や憲法も古事記を元にしていることが沢山あります。


この言葉を見て松下幸之助の『青春』という詩を思い出しました。

『青春とは心の若さである。

信念と希望にあふれた勇気にみちて、

日に新たな活動をつづけるかぎり、

青春は永遠にその人のものである』


逆に年若くしても心が若くないと老け込んでしまう。

いつだって思い立った日が吉日なのです。

あとは心に心棒を立てて続けること。応援していますよ。


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