【今日の言葉】 たらい No.3098
たらいの水は、自分の方へとかき集めようとすると逃げてゆくが、
相手の方へ推しやろうとすればするほど不思議なほど自らに返ってきてしまう。
二宮 尊徳
「二宮金次郎の幸福論」(致知出版社)からのご紹介です。
尊徳の7代目子孫である中桐万里子氏がこの話に解説をされています。
『この話は、いま眼前のたらいに水が入っている、そのことへの感動や喜びをはじまりに考えるほうが自然です。
何も持たず空っぽのたらいとして生まれた自分に、いまや豊かになみなみと水が注がれている。
親や祖先が、先生や友人が、暮らす地域や自然が、先人先輩が、同時代を生きる同志が、たらいを満タンにしてくれた。
ワクワクするようなその感激こそが「この水を他者にも受け取ってほしい!」という欲求を生み、この欲求が人を「水を推す」行動へと駆り立てるのです』
まず今の自分があることへの感謝からスタートし、それを他人へ分けていくことですね。
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