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受け入れる No.2380


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「異文化理解を大切に」とよく言われますが、うちの両親は今もよくケンカをします。

日本で育った僕もお母さんの価値観が理解できないことがあります。

異文化って理解できる部分もあるけど、感覚的な部分は理解するのが本当に難しいです。

そこで考え方が違うことを認める「異文化許容」です。

「僕には分からないけど、彼女にとってはそれが大切なんだなと分かる」

ということです。


星野 ルネ(漫画家/タレント)

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日本講演新聞2020年7月20日号からのご紹介です。


日本人の父とカメルーン人の母を持つ星野ルネさん。

実のお父さんはカメルーン人なので、見た目はハーフではなくカメルーン人。

しかし流暢な日本語を話すのでそのギャップに驚かれる人も少なくないとのこと。

小さい頃はやはり周りと違うということで受けた悲しい記憶もあるようですが、

それを面白おかしくもためになる漫画にして星野さんが書いたのが、

「アフリカ少年が日本で育った結果」(毎日出版社)

です。


相手を理解しようとするには時間が掛かることもあるでしょう。

そうなると、その間は相手のことをまだ受け入れていない。

だから、そのギャップを埋めるための「異文化許容」なのですね。


さらに星野さんはこんなメッセージも伝えてくれています

『今、いろんな国の人が皆さんの身近に住んでいると思うんです。

皆さんの地域はそういう人に対してウェルカムに受け入れてあげているでしょうか。

日本語の分からない人にはサポートしてあげるとか、道ですれ違ったらあいさつするとか。

温かく受け入れてあげると、彼らの中に

「この地域に何か返そう」とか

「この地域はいい地域だから大事にしよう」

という愛情や愛着が生まれます』

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