【今日の言葉】 伝統 No.3168
お米の一粒一粒には稲魂(いなだま)が宿っていると言われる。
毎年、伊勢神宮では実った稲の初穂を神前に供え、秋の実りを報告する"神嘗(かんなめ)祭"が行われ、11月23日には宮中の神嘉(しんか)殿において新嘗(にいなめ)祭が斎行される。
身を清められた天皇が御一人で、夕方から翌朝にかけて、夕の儀、暁月の儀と称し、2度にわたり新米の蒸し御飯などの神饌を神前に供えらえた後、
天照大御神からの戴きものとして聖上自らも新米を召し上がられるお祭りで、この祭りを通して、神の力も人々の