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僕のアナザースカイ。
こんにちは。
最近、僕は修士論文の発表・提出を終え、
残りの学生生活を謳歌しようとしているところです。
僕の大学生としての生活は、とにかく遊ぶことだけでした。
バイトで稼いだお金は、旅行や飲み会で全部使い、 毎日外に出て、誰かと遊んでいる。そんな大学生活でした。
そんな僕が、大学生活で唯一本気で取り組むことができたのが就職活動です。
ほとんどの大学生は、大学を卒業する前に就職活動というものをしなければなりません。
この就職活動は、人生のターニングポイントと言っても過言ではないと思います。
だからこそ、僕も本気で取り組み、自分のやりたい仕事を探していたんだと思います。
そんな就職活動をする中で、僕は、最終的に広告代理店という道を選びました。
そこで、今回は僕が広告代理店を目指すようになったきっかけをお話しします。
このお話は、とにかく長いです。
ただ、僕がこれから働く上で、原点となる話ですので、形に残すようにしました。
広告に興味のある人・就活生・暇な人はぜひ読んでみてください。
広告代理店を目指したきっかけ
正直、初めは、「かっこいい」「年収高い」「芸能人と仕事ができる」など、アホみたいな考えで、広告代理店を志望していました。
まぁ、たいていの学生はそんなもんだとは思いますが。
ただ、あることをきっかけに、広告代理店の仕事自体に魅力を感じ、本気でこの仕事に就きたいと思うようになりました。
今から話すのは、僕が23歳、大学院修士1年生の時の話です。
この頃の僕は、就職活動を翌年に控えており、多くの企業のインターンシップに参加しようと考えていました。
就職活動をするにあたって、この頃の僕は基本的に年収と知名度しか、見ていなかったので、片っ端から大手企業のインターンシップにエントリーしました。
トータル20社くらいエントリーしたと思います。
(広告代理店、デベロッパー、エンタメ、インフラ、メーカー、人材など)
インターンシップといえども、参加するまでにいくつかの選考があり、大手企業のインターンシップに参加することは非常に難易度が高いと思います。
その中で、縁があってインターンしかに参加することになった企業が、
・東急不動産
・野村不動産
・森ビル
・東京建物
・リクルート
・パナソニック
・オリエンタルランド
・阪急阪神ホールディングス
・電通
(※1dayインターンは抜いています。)
たぶん、これは僕の大学では
トップレベルの実績だと思います。
※普段自慢をあまりしないので、今回だけさせてください。
まぁ、舞い上がりましたね。
その中で、今回は電通のインターンシップについて、お話しします。
電通のインターンシップ選考
みなさんの電通のイメージは「THEブラック企業」て感じだと思います。
僕もそうでしたが、あくまでもイメージなので、実際に肌で感じてみようと思い、インターンにエントリーしました。
電通のインターン選考は、少し変わってるというか、めちゃくちゃ面白いんですよね。
選考フローとしては、
一次選考(課題) or 特殊選考→ 二次選考(課題) → 最終面接
という感じで、課題がメインの選考になっています。
この課題が、とにかく面白くて、一次課題の内容がこちらです。
もはや大喜利ですよね。
この時の僕は、あまりにもアイデアが浮かばず、期限が迫ってきたこともあり、テキトーなアイデアで一次選考の課題を出してしまいました。
この時は、絶対に落ちたと思い、まぁまぁ落ち込んでいました。
しかし、一次課題提出の3日後くらい経った時に謎の特殊選考が発生しました。
それがこちらです。
省略して選考内容を話すと、
面接官が街中を歩いているから、
ゼンリーの位置情報を使って探し出して、
見つけたその場で面接をしてください。
面接の定員もあるから急いで見つけてね。
一次課題に納得していない方も参加していいよ。
とのこと。
なんだこの選考は。面白すぎるだろ。笑
多分この時から、少しずつ電通のぶっ飛んだ発想に惹かれていたんだと思います。
とにかく、面白そうだし、
一次課題にも納得がいっていなかったから
参加をあっさり決意しました。
選考当日。
僕は、開始から約1時間後に面接官を見つけました。(面接官が歩いて逃げるのかと思っていたら、途中でタクシーに乗って逃げたりするから、めちゃくちゃ手こずった)
しかし、その時には、すでに面接官の前に長蛇の列ができていて、ギリギリ面接の定員に滑り込んだ形でした。
その面接では、自己紹介・志望動機の他に京都の魅力を伝える必要があったので、僕は、京都のおすすめのご飯についてプレゼンしました。
おすすめのご飯をプレゼンした意図としては、
僕のプレゼンを聞くだけではく、
実際にプレゼン内容を参考にしてほしい!
なぜ?→面接官の印象に残るから
じゃあ、面接官が参考にしやすい内容は?
→京都に滞在している間に必ず行うこと
→食事
こんな感じだったと思います。
だから、僕は京都のランチとディナーのおすすめを5軒ずつピックアップして資料を用意し、ぜひ食べて帰ってくださいとプレゼンしました。
この時点で、面接官の反応も良く、実際に夜に食べに行くと言ってくれていたので、完璧な手応えでした。
そして、数週間後に、
課題の結果と特殊選考の結果が返ってきました。
結果は、
一次課題 → 不合格
特殊選考 → 合格
でした。
どちらかが合格であれば、二次選考(課題)を受けられるので、結果オーライでしたね。笑
そして、合格発表の通知と共に二次課題のお題が発表され、その内容が、
①自由に自己PR
②親孝行を促進するアイデアを考えよ
③これまで世の中にはなかった、新しい塾のチラシを作れ
※それぞれA4一枚の白紙にまとめる
今回こそは、絶対に落ちられないと思い、
就活支援アプリを用いたり、
友人に繋いでもらったりと、
3人の電通社員の方にお会いして、
アドバイスをしてもらいました。
そして、何度か添削をしてもらい、最終的にできたのがこちらです。
①自己PR
②親孝行
③新しい塾
正直、納得のいくアイデアを提出できなかったんですけど、めちゃくちゃ時間をかけて、この時点での精一杯を提出できたので良かったです。
そして、数日後に合格のメール通知が来て、
いよいよ最終面接です。
※さらっと流しましたが、合格のメールをいただいたときはめちゃくちゃ喜びました。
最終面接は、志望理由や自己PRだけではなく、
あらゆる質問に対応できるように準備しました。
(好きなCMとその理由とか、色々ね)
面接当日。
クッソ緊張してる自分を久しぶりに体感し、僕にも人間らしい部分がしっかりあるなぁとか思いながら、面接へ。
面接の形式としては、面接官6人と自分1人でした。
そして、面接内容は
自己PRや志望動機などは特になく、
・課題のアイデアはどうやって思いついたの?
・タピオカはなんで流行ったと思う?
・次に何が流行ると思う?
・めっちゃ笑顔だけどなんで?
などなどの質問をされ、
正直意味の分からない面接で、
準備していた回答を答える事もなく、
手応えがスカスカでした。
しかし、数日後に電話で合格通知をいただき、
ようやくインターンへの参加が決まりました。
ここまで、結構サラッと話してきたけど、
このインターンのためにめちゃくちゃ時間かけて
アイデアを考えたり、
人脈0の状態から、社員の方を探して、実際に社員の方にお会いして、添削してもらって、最終的にアイデアを形にしてなどなど、
まぁーーー頑張ったもんですから、
合格通知をもらったときは、引くほど嬉しかったです。
そして、ようやく電通のインターンシップの参加が決定しました。
これからは、実際のインターンシップの話をさせていただきます。
アイデアの学校へ参加
このインターンは、
アイデアの学校というコンセプトで行われ、
Aコース(20人)・Bコース(20人)・Cコース(12人)に分けられます。
僕はBコースで参加しました。
このBコースでは、その手があったかという解決策のアイデアの生み出し方を学ぶコースでした。
インターンの日程としては7日間あって、
それぞれの日程ごとに話していきます。
1日目(8/15)
初日は、自己紹介・講義・事前課題の発表がありました。
まず、初めに学生52人・講師約30人の前で
自己紹介をするんですけど、
この自己紹介で僕は度肝を抜かれましたね。
僕は、日清の創始者の家系です。
?
僕は、池井戸潤の甥です。
?
私は、ヒルズ族です。
?
僕は、仮面ライダーが好きで、面接はライダーベルトをつけて受けました。
?
僕は、ママ活をしています。
?
私は、羊語(メェ〜)でラジオ放送をしています。
、、、、、
もうくせ、クセ、癖よ。
周りの個性が、爆発しすぎ。
しかも、みんな高学歴。
そんな場に一般学生の僕が参加できたことに感謝しつつ、初日がぬるりと始まりました。
自己紹介の後は、クリエイターによる講義です。
講義の内容は、クッソ簡単に説明します。
(コンプラとかよくわからないんで一応)
まぁ、簡単にいうと
クリエイティブ・アイデアとは何か、
どんな仕事をするのかみたいな感じ(笑)
業界トップの方達が、
直々に講義を行ってくださいました。
僕は、講義があんまり好きじゃないのですが、
このときは、あまりにも面白いので、前のめりになって、時間を忘れるくらい夢中になっていました。
余談ですが、
最近、その方達が一般向けに講義を行うという情報が入ってきたので、調べてみたら講義の参加料金が30万円でした(笑)
そして、講義を終えたあとは、事前課題の発表です。
インターンシップ参加前に課題が出されており、その課題を、発表し、最後に評価されます。
このインターンシップでは発表のたびに、金賞・銀賞・銅賞が選出され、講師からの個人賞が選出されることもあります。
事前課題のお題は、
これまでにない画期的な手帳のアイデア
でした。(A4一枚にまとめる)
この時に僕が出した、企画書がこちらです。
当初はデザインとかも含め、
気に入っていたのですが
今見たら、ひどいですね。(笑)
面白い × 課題解決
を意識しすぎて、変な方向に走っていました。
結果としても、賞をもらうことはできませんでした。
フィードバックでは、
・本当にそれが実用的であるか
・手帳の本来の機能を阻害してはいけなくないか
(手帳は形として残り、見直すことができるのが一つの機能)
・課題解決を意識しすぎ
という意見をもらいました。
今回は、「面白い」を考えすぎて、実際にそのアイデアが存在した場合に使用する人がいるのかまで考えきれていなかったことが反省点でした。
そんなこんなで、初日を終え周りのレベル(自己紹介・課題発表)が、高すぎることに少し驚きながらも、楽しんでいる自分がいました。
解散後は懇親会があり、こちらもしっかり楽しみました。
2日目(8/16)
2日目の最初は、再び講義です。
この講義は、アイデアの生み出し方を学び、
その後は、広告やアイデアの事例を何十個もインプットしました。
(これを事例シャワーというらしい)
今まで、あまり事例を知らなかったこともあり、
アイデア一つでこんなにも面白い世界を作ることができるんだなと感心しまくりでした。
また、この講義では、「インサイト」を見つける事の重要性を確認しました。
インサイトとは、人間の隠れた心理であったり、潜在的ニーズのようなもので、
「あぁなるほど。」とか、「よく考えたら確かにそうだ。」などと思えるような、みんなが普段は気づいていないが妙に納得する感じのことです。
広告の世界では、このインサイトをうまく用いることで、面白い作品になることが多いそうです。
この事例シャワーと呼ばれるインプット祭りを終えた後は、実際に、アイデアをアウトプットする練習です。
お題が出されるので、30分でアイデアを考え、
時間内に白紙にまとめ手、簡潔に発表。
それを3セット繰り返します。
(この発表は金賞、銀賞、銅賞だけ決まります)
お題は、
・ラジオ体操を促進させるアイデア
・老人を喜ばせるアイデア
・成人式で暴動を起こさないアイデア
僕は、この時、全くと言って良いほど、
納得のいくアイデアを考えることができませんでした。
今思い返しても、内容をほとんど覚えてないくらい薄いアイデアだったと思います。
そして、その日は、
この講義と発表で終わり、
最後に課題が出されて解散でした。
3日目は、2日目の3日後にあるので、
それまでに課題を考え、3日後に発表という形です。
次回の課題の内容は、
ポップコーンをブームにさせるアイデア
ちなみに、この日は、解散後、朝までエアビーで懇親会。
タピオカとかも買ってきていただいたり、とにかく講師陣が場を盛り上げるのにストイックでした。
3日目(8/19)
この日は、まず初めに講義を行い、
その後、課題の発表でした。
講義は、
「自分の好きなこと」がどう仕事に繋がるのか。
なぜ「個性」が必要なのか。
というところを学びました。
実際に、この講義で、自分の好きなアニメやスポーツなど、趣味や好きなものを仕事に結びつけ、活躍している方がたくさんいることを知り、自分の中の「好き」を大切にしていこうと思いました。
そして、講義の後は、事前に出されていたポップコーンのアイデア発表。
僕は、新幹線や飛行機でポップコーンを販売し、
機内にミニシアターのような空間を作るというアイデアを出しましたが、完全に不発でした。
結局、今回も賞を得ることはできませんでした。
この時に、1人の社員の方に
石井のアイデアはロジカルに組もうとしすぎ。
ロジックは一旦捨てて、アイデアをぶっ飛ばしてみ。現実味もいらないし、もっとキャッチーなアイデアを考えよう。
そんなフィードバックをいただきました。
4日目は、また3日後にあり、
4日目にもう一度、ポップコーンのアイデアを発表します。
この時は、フィードバックを踏まえ、改善を加えた案でも良ければ、全く新しい案の発表でも大丈夫でした。
この日も、解散後はもちろん懇親会。
4日目・5日目(8/22.23)
これまでは電通本社でインターンを行っていたんですけど、4日目と5日目は特殊で、鎌倉の施設で研修を行いました。
この鎌倉研修では、初めに、ポップコーンのアイデアを再発表して、その後、全コース合同で、
5人 or 6人 × 10班に分かれ、
チームで課題に取り組むというものでした。
ポップコーンの発表では、僕は、一から練り直し、新たな案をプレゼンしました。
K-POPCORN。
それは、韓流アイドルに変装した店員が接客を行い、歌いながらポップコーンを作ってくれるお店。
※好きなアイドルや曲を選べたり、お店の構造など、詳細はまぁまぁ詰めて設定しました。
案名もキャッチーでトレンドを取り入れたアイデア。
しかも、日韓関係修復のためのアイデアも取り入れた。
完璧だと思ってました。
しかし、講師陣のフィードバックも評価は良かったのですが、他の学生がすごすぎた(アイデアの実物を作ってきたりしてた)のもあり、銅賞までに入ることができませんでした。
しかし、個人賞をいただき、初めて、賞を受賞することができました。
しかも、賞をくださった方は、
三太郎シリーズや意識高すぎ高杉くん
のCMを手がけている方で、
最近は、話題の
JANAI COFFEEを企画・運営している
明円卓さんという方です。
JANAI COFFEE知らない人はこれ見てほしい。
まじでバズってたから。
涙が出るほどうれしい事件が起きました😭
— 明円卓(ミョウエンスグル) (@sugurumyoen) August 24, 2020
オープンしたて、お客さんも少なくひっそり営業していたある日のこと。一人の初めましてなお客様が「漫画にしていいですか?」と。時間も経って「忘れられちゃったかな…」と思っていたら、時間をかけてこんな素敵な漫画に。そして今日、300件以上の予約が😭 https://t.co/KXpTXuutnh
この方に、自分のアイデアを評価されたことが
本当に嬉しくて、嬉しくて、初めてアイデアを生み出す面白さをこの時点で気付きました。
この日の、午後からは、次の日の夜まで、チームで課題に取り組みます。
課題のお題は、
七夕を盛り上げるアイデア。
僕はこの時、6人班だったのですが、
・筑波のバグったラッパー(本当に頭がおかしい)
・慶応の日清家(家系関係なく天才)
・京大の羊ラジオ運営者(こいつもネジが外れてる)
・早稲田の3股された自称美女(ミスコン落ちたらしい)
・東京芸大の印象薄い人(ごめんあんま覚えてない)
クッソ濃ゆいメンツの班にぶち込まれ、課題に取り組むことになりました。
初めは、ゆるりと議論が始まったのですが、みんな個性が強すぎることもあり、その日中に討論は終わらず、当たり前のようにオールで話し合いました。
まじで一睡もする暇がなかったw
例年そうなるから鎌倉の施設でやるらしい、、
これぞ電通!て感じ。
最終的に僕らの班は、
天帝という
空想のキャラクターを作り上げ、
天帝に願いを叶えてもらおうという
PRイベントを企画しました。
まじで謎すぎるアイデアで、最初は死ぬほど嫌でしたが、彼らのぶっ飛び方を学んでみようと思い賛同しました。(笑)
討論を重ね、天帝のPRのためのチラシ、ラジオ、動画なども作り、謎のアイデアだけど、詳細まで詰めまくりました。
結果として、意味不明ではあるが、
面白いということで、
銅賞をいただきました。
初め、僕はこの案を嫌がっていましたが、彼らのぶっ飛んだ考え方や、どうすれば「面白い」を創れるかを同じ立場の学生から学ぶことができ、本当に良い経験となりました。
約24時間に及ぶ議論・発表を終えた後は、コースごとの打ち上げで、僕らのBコースは、湘南の海でBBQ・花火をしました。
寝る間も惜しんで、アイデアを考え、
その努力が身を結んだ後のビールは最高でした。
そして、その寝る間も惜しんで、「面白い」を追求する時間や環境が、不思議と嫌いではありませんでした。
多分、この時に電通の社員さんがブラック企業と呼ばれながらも楽しそうに仕事をする理由を理解した気がします。
ちなみにこの日も、当たり前のように次回まで(6日目)の課題が出されており、
そのお題は、
運動不足を解消するアイデア
でした。
6日目は、5日目からの一週間後です。
6日目(8/29)
6日目の初めは、
コピーの講義を受けました。
僕は、コピーに関してこれまで興味を持っていなかったのですが、この講義で、初めて言葉の力を知りました。
なんの変哲もない画像にそっと言葉を添えるだけで、桁違いな情報と感情を与える。
言葉の力はすごい。
余談ですが、
最近は、このコピーがええなぁと思っていました。
平和しか知らないから、平和を知らない。
深ええ。
まぁ、これは置いといて、この講義でコピーを学んだ後、運動不足を解消するアイデアの発表です。
この時は、少し思考を変えて、
僕自身、まちづくりや行政(都市計画)のことについて大学院で学んでいたことを生かそうと考え、
運動量(自家発電による電力)=都市の通貨
という新しい街の仕組みを提案しました。
※簡潔な説明ですが、この時も詳細を設定しました。
しかし、この案で賞をもらえることはできませんでした。
なかなか、厳しい世界です。
しかし、落ち込む暇もなく、最終発表のお題が発表されます。
最後のお題は、
外国人と仲良くなるアイデア
最終発表の日程は、再び一週間後です。
ちなみに
この日も、遅くまでしっかり懇親会。
毎日、飲み歩いてなんぼの世界ですね。
7日目 (9/6)
これまでは、鎌倉研修以外の発表は、Bコースのみで行ってきましたが、最終発表は、全てのコースの学生52人が順番に発表し、金賞から個人賞まで評価されることとなります。
講師の方も全員が揃うので、30名ほどはいたので、自己紹介同様、総勢100名ほどの前で、発表を行います。
順番はくじ引きで決定し、僕は45番くらいの最後の方でした。
1番から発表が始まり、自分の順番が近づくにつれ、緊張が増していきます。
当たり前のように、ぶっ飛んだアイデアが飛び交うなか、
3名が僕のアイデアに類似した発表を行いました。
講師曰く、最終発表では人数も多く、講義の影響でアイデアの思考も似てくることから、発表案が被ることは、稀ではないとのことでした。
3名もの学生と発表案が被ったので、発表しづらさが半端なかったのですが、逆に緊張もほぐれ、準備万端に。
そして、45番目でようやく自分の発表の番です。
僕は、「命名の湯」というものを考案し発表しました。
日本人が海外に行く際、イングリッシュネームを持つように、海外の方が日本に来た際に、漢字のセカンドネームがもらえる温泉。
そして、日本の文化を広めるということや
裸の付き合いは交流がしやすいというから、
交流の場に温泉を選択し、
人は裸で生まれてきて名を授かる。
だからこそ、もう一度新たな名を裸で授かろう。
的なコンセプトで企画を考案しました。
僕自身、温泉が好きだったこともあり、僕の温泉でのこだわりをとにかく詰め込みました。
そして、結果的に個人賞をいただきました。
しかも、個人賞をくださったのは、またしても明円さんでした。
これまで、なかなか思うように面白い案を出せず、3回しか賞を受賞することができませんでしたが、最後に納得のいく結果を残すことができました。
※賞を受賞するたびに鉛筆がもらえます。
黄緑色は明円さんのfavorite color。
ちなみに最終発表の金賞の子は、
「ウンコミュニケーション」ということで、
トイレの個室にタブレットを設置し、
用をたしている間に海外の方と繋がってお話ができるというアイデアを発表していました。
(実際にプログラミングでそのシステムを作り上げてきた)
まじですごかった。。。
※前に紹介したラッパーはパワポも作成せず、ラップだけで発表してた(笑)
そんなこんなで、全てのプログラムが終了。
発表後は、もちろん懇親会がありました。
この日は最後ということで、業界の裏側の話などが聞けたりして面白かったです。
あ○しの中で、まつ○ゅんが1番CM出演料が高いから、さく○い君を起用したんだよ。まぁ、5人起用すれば○億円でお得なんだけどねぇ。
芸人さんはアドリブでボケること多いんだけど、
○鳥のノ○とだい○は、台本通りにしかボケてくれないんだよねぇ。
とか色々ね(笑)
一応このインターンシップはアイデアの学校ということで、学校を意識していたため、卒業式もありました。
卒業式では、卒業ムービーを見たり、一人一人感想を伝えたり、卒業アルバムや記念品をもらったりと、めちゃ楽しかったです。
総括
この電通のインターンシップを通して、広告の仕事に感じたことは、
①面白いを追求する面白さがある
→アイデアを考えることが好きな自分を発見した。
②自分の名前で仕事ができる
→電通の広告ではなく、〇〇さんの広告というように、会社の一社員としてではなく、自分の名前で仕事ができる良さを感じた。
③自分の興味を仕事にできる
→自分の好きなことや興味を追求することが、広告という仕事ではとにかく強いということを知った。
④常に忙しい
→毎日が仕事と飲み会で忙しい。そんな生活が好きな自分を再確認。
というような感情を抱いた僕は、このインターンシップを経て、広告代理店で働くことを決意しました。
結局、電通には内定をいただけず、競合の代理店である博報堂の九州支社で働くことになりましたが、この経験は一生忘れずに働いていきたいと思います。
長くなりましたが、これが僕の広告代理店への興味の原点であり、
ここが僕のアナザースカイ。
ご愛読ありがとうございました。
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