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全ては間違いから始まった❷


月日は流れ、いざ面接へ。
「アドリブでいけるっしょ!」などと
思っていたので面接の練習は一切せず。
ただの無謀者。

案の定、面接では説教を15分程。
試験官からは、
「君はこの職業を何もわかってない、
ちゃんと調べてきて」と怒られた。
当たり前だ。なんも下調べせずに
面接を受け質疑応答をした。
とんだ無礼者だった。

指定校推薦であったため一応合格。
後日ちゃんと調べたところ
柔道整復師とは
「業として柔道整復を行うことができる
日本の国家資格、あるいは
その国家資格を持つ者柔道整復師法において
規定される。」

<骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷>
要するに「怪我」を専門的に
診ることができる職業。

入学してまず思った事が
「えらいところに入っちまった………、
整体じゃないじゃん…。」

下調べしなかったが為に
間違えた学校に入ってしまったのだ。

しかも大嫌いなガチガチの勉強尽くしで
手技の練習なんて1回もない。
当たり前だ。整体学校じゃない。

そんなこんなで気持ちが続かず
呆気なく1年が過ぎ見事に留年!笑

えーと再試験代で2万は払いましたね笑
それでもなお試験は受からなかった模様。

自分の代はクラスの半分が留年、休学、退学
していた。ちなみに26人中12人。

6人は休学し6人は留年を選び、
留年の5人からは、
「お前が受かるわけない」
「この中で成績1番低いから諦めろ」「無駄」なーんて言われたが経験上
こうゆうマウンド取る人ほど辞めるんだろうな
なんて思いながらもう一度1年生。

周りは年下ばかりでまー舐められる。
「留年」のレッテル。

ネタとして話してたから余計に弄られた。
ただの留年ならまだしも
「皆勤賞で留年」がだいぶ
おかしかったらしい。
結局、専門には4年間通い続け
4年皆勤だった。
6年皆勤もいるっていうからびっくり。負けた…
上には上がいるんだなと悔しかった笑

結果、1年生で留年し
国試まで残ったのは自分1人。
他の5人は辞めたのだ。

その人達がいたから
学年が上がれたのかもしれない。
むしろ感謝している。
耐える場を作ってくださった。


おかげさまで無事合格し今に至る。

間違いなのか間違いじゃなかったのか
わからないが1つの勘違いから
素晴らしい先生方に出会えたから
間違いではなかったなと思えた。

正解なんてない。

#日記
#体験談
#スズタク




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