箱争奪優勝スノクレ環境新型白ルギア
はじめましての方ははじめまして。兵庫県でポケモンカードをしています。今津といいます。
今回はスノクレ環境が始まってから調整を重ねて箱争奪で使用して優勝した白ルギアの解説を書いていこうと思います。
・自己紹介
兵庫県姫路市に住んでいます。コミュ症なのでカドショとかだと一番隅っこの席に座ります。
・トリプレットビート環境からスノクレ環境へ
4月14日、スノーハザードとクレイバーストが発売されました。今回のパックは収録内容にナンジャモや勇気のおまもりなど環境に大きく変化を与えるカードが複数枚存在し大会に参加する上で今までと大きく環境の変化についていく必要がありました。
ざっくりとですがトリプレットビート環境は、ジェットエネを獲得し今まで一撃型が主流だったのが人気が二分したルギア、発売当初から圧倒的なカードパワーを誇り常に環境トップにいるロストギラティナ、ドラピオンという圧倒的なメタカードが居るにもかかわらずこれまたずっと強いミュウ、この3つが環境上位、その下にサーナイトやロストバレット、ミライドンなどと言ったイメージでした。
対してスノクレ環境は手札のリソースを切らずに妨害とドローが行えるナンジャモと種ポケモンのHPが50あがることでフワンテが最大330出せるようになり安定感と出力が上がったサーナイト、セラピーエネルギーを獲得し眠らなくなったカビゴンが完成した白ルギア、この2つが頭一つ抜けて強く、そのすぐあとをロストギラティナ、ロストバレット、ミュウ、パオジアン、ディンルーが追う様なイメージです。
・白ルギアの調整を始めた理由
カートリストが発表され、最初は白ルギア…ではなくナンジャモを入れたサーナイトを使い始めました。
この段階ではまだトリプレットビート環境の上位デッキのルギアとロストを重く見ていてルギアに対して空の封印石ザシアン、ロストに対してゼリークレセリアを押し付けるコンセプトです。
このサーナイトの強みはミラージュステップなど準備するターンが必要ですがそのターン以降、リファインやアルカナシャインによる潤沢な手札からそのターンに適したサポートを使用出来たり、サイドを1枚しか取られないアルカナシャインのサーナイトをアタッカーとして2以上のサイドを取れるため結果的にサイドレースに勝ちやすいということでした。しかしアルカナシャインのサーナイトで攻撃するということはリファインやアルカナシャインがどんどん場から無くなっていき後半、相手のナンジャモやジャッジマンを打たれたときに要求を満たしづらくなるということが多々ありました。
アルカナシャインを場に残しながら別のポケモンをアタッカーとしたかたちです。
フワンテなどをアタッカーにした形でアルカナシャインが残るのでサーナイトが後半足りない問題を解決でき、ミラージュステップを打つ必要が薄くなりました。またミラージュステップを打たない関係上、複数体ラルトスから進化する必要があるので初動の安定感を上げるためにVIPパスを採用しました。
以前と比べて後半強いもののツールジャマーに弱かったりこの頃から話題になった、チャンピオンズフェスティバルを入れた方がフワンテで攻撃する形だと強かったためサーナイトの研究は一度ここでストップ。
このタイミングである程度世間の環境評価がサーナイトやルギア、ロスト、パオジアン、ディンルー……と言ったものになっていて白ルギアの採用カードをいじればこの殆どに有利がつくのでは…?と考えたため白ルギアの調整を開始しました。
・白ルギア調整編
白ルギアに限らず僕が普段デッキを組むときに一番意識していることが環境デッキに対してサイドプランをどうするかと言うことで60枚の形にする前に各対面へこういうプランでなら勝てるかなと言うものをある程度考えてから組んでいます。今回の場合は、
サーナイト
ルギア
ロストバレット(ライコウ、カイリュー)
ロストギラティナ
ミュウ(フュージョン)
パオジアン
ディンルー
これらに対して考えて見ました。
・採用カード解説
以上の条件を満たせるように調整を重ね実際に使用したリストがこちらになります。
※有料部分にはデッキリスト、採用理由、各対面への戦い方(プランなど)が書かれています。シティリーグや箱争奪で使うデッキが決まってない方、白ルギアを使っているけどいまいちピンと来ていない方、使い方が簡単なデッキが好きな方などにオススメです。
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?