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世代間ギャップ

11月半ばに入り、秋雨前線が活発になって
少し気温が冬らしくなり、飲み会が増えてきた今日のこの頃。頭の中はふわふわ〜としているがふと思い出したあの違和感の話。


私は大人と子供の感覚に"違和感"を感じる。


多くの年配の方は最近の若者の事をこう評価する。"メンタルが弱い""常識がなってない"
果たしてそれは本当に不足しているのか。

逆に自分たちが不足している可能性がないか。
つまり、世代間における基準の差なのではないかと考えている。

不足という言葉は、ある一定の基準を満たしていない場合、使う言葉である。
例えば、電気の供給量や人的要因不足などでも用いられるように、不足という言葉には、ある一定の基準がある。

つまり何が言いたいかと言うと、
時代ごとの基準が違うのではないか、もっと言えば人それぞれ基準は違うのではないかと言うことがいいたい。

しかし、社会でコミュニケーションを取っていくために、社会人としての、ある一定のラインが存在し、それを世の中では、『マナー』、『ルール』、『暗黙の了解』、『常識』と言うのだと思う。
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上記に挙げた社会人としてのある一定のラインは多くの人が心地良く働くための物なので、ここにとやかく言うつもりはない。
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ただ、今の若者は"メンタルが弱い""常識がなっていない"と言うのは、果たしてどうだろうか。本当に不足しているのだろうか。

現在の評価者が過ごしてきた時代ではなく、
今は今の時代がある。

過去の時代では、不足してるかもしれない。
今の時代では、その"精神的な部分"や"常識,と言われる物が今の基準だとしたら?

もし今の基準を分からずに、評価をしているのであれば、それは価値観の強要になり得る。

人には1人1人の違った生き方があるように
時代にも"今"が存在し、その"今"は知らぬ間に"過去"になる。
新しい基準がどんどん出来上がり、この時代の変化に乗り遅れれば、それは強要になる。

時代の変化に敏感に。
頭を常にアップデート。

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