誰かにおすすめされないと見逃すかも!な海外ドラマたち。

 リモートな日々がはじまる前から、毎晩海外ドラマをきらせたことがありません。もちろんテレビでも観るし、PCでも観るんですが、ipad mini をジップロックにいれて風呂でがいちばん多いかも。ブレイキングバットやストレンジャーシングスやゲームオブスローンズあたりを観終えたあとのあの喪失感から漁るようにそれを埋めてくれるものを探して次へ、次へ。中毒ですね。最近は、イギリスのドラマがブームです。アメリカに比べて1シーズンの話数が少なく観やすいし、設定が緻密なものが多い印象。そして役者がいい。あんまり僕が知らないというのもありますが、そのおかげでそのひとをその役柄で素直に観ることもできる。おすすめです。

 今回はネトフリ(ネフリ?)とアマプラからいくつかご紹介します。完全に個人的な主観なので趣味があうひとがいたらうれしいです。何かいいものあったらぜひ教えてください。今はまっているBBCのPRESS(アマプラ)のドラマもあと3話で終わっちゃうので・・・。 

『リリハマー』きっとノーマークだと思うんですがこれが面白い。アメリカのマフィアが証人保護プログラムでリレハンメルに別人として暮らすことになっておきるなかなかの珍道中。強いキャラクターがいるとドラマの背骨は太くなるんですね。

『ラインオブデューティ』イギリスものです。警察内部の汚職を調べるチームを描いたもので、身内すら疑うことになる絶妙な緊張感がたまりません。
正義の危うさが見事に描かれてます。シーズンのつづきを見つけたときのうれしさったら。イギリスいいなあと思ったドラマです。

『ドラキュラ伯爵』これまたBBCですね。あのシャーロックを作ったチームの制作です。主人公のクレス・ハングの顔がたまらん。ザ・スクエアという映画でもザ・絶妙な表情でハートを鷲掴みにされましたが、これはもうやりたい放題。途中でえええっ!と何度かなるんですよね。まさかドラキュラみたいななんども作られてきた物語をこうやるとは。脱帽。

主人公の顔系でいくとこの『13の理由』もなかなかです。ストーリーはいじめで自殺してしまった女の子が残した一本のカセットテープにまつわるサスペンスなものですが、誰しもが思い当たる、知らぬまにひとを傷つけてしまう怖さのようなものが下地にあるのでなんだか胸がきゅーっとなります。

『ビリオンズ』は途中でちょっとこっちがダレてしまうところもあるのですが、そこを越えるとぐっと盛り返してきます。検察と億万長者のスリリングな攻防が見事。いつのまにか悪いほうを応援してしまっているそのつくりの巧妙さもさすがエンタメの国アメリカです。

『ノットオッケー』ストレンジシャーシングス×このサイテーな世界の終わり。それに尽きます。これからの展開に超期待してるひとつ。それにしても青春と超能力ってなんでこんなに相性がいいんでしょう。

 『ノットオッケー』の前にこっちを観た方がいいかもです。これまたイギリス。なんてセンスのいいロードムービー。1話20分ちょいで、合計8話しかないとは思えない豊かな物語。映画とドラマのあいだのちょうどいい感じ、かもしれません。中毒の僕は1日で観てしまいました。

 『補佐官』韓国ドラマのクオリティは本当に高い。かけてる予算がちがう気がします。日本で坂口健太郎主演でリメイクされた『シグナル』の韓国版も相当面白いのですが、こちらは大統領補佐官の男の物語。政治の闇や怪物のような上司にもみくちゃにされながらあがく男。島耕作的な世界にハラハラのちにスカッと。スカッとのちにハラハラ。

『ボクらを見る目』1989年にセントラルパークで起きた性的暴行事件をめぐる冤罪の物語。冤罪に巻き込まれる黒人少年たちの演技の見事さ。本当におきた事件だけにたまらない気持ちになります。たしかエミー賞とかとりまくった傑作です。1時間強のお話が4回。こういう長さの自由さがドラマの良さかもですね。

これはドキュメンタリー映画です。『ワイルドワイルドカントリー』。1980年代前半のカルト宗教を描いています。当時の映像の豊富さ、今のインタビューの凄さ。めちゃくちゃすごいドラマを観ているような読後感。6話もあるんですが、回を重ねるたびにものすごいことになっていく。そのスケールのあまりの凄さにただ驚きます。


 アマプラいきます。もうこれは大傑作。スーパーヒーローたちの裏側をきっちり描いてて、うわあこれやりたかった!と思うような設定(能力)の悪用がどんどんでてきてまあ面白いんです。今シーズンがめちゃくちゃ気になる終わり方しているのでもう待ち遠しすぎる。

  いちど1話の途中まで観て離脱していた『ウエストワールド』ですが、趣味のあう仲間が絶賛していたので再挑戦。するとどうでしょう。途中からもう完全に中毒系。すごすぎる映像、どんでん返しの連続にぐうの音もでません。それにしても海外ドラマって(小説もわりとそうですが)最初に情報量が多すぎたり、逆に少なすぎたりして、ん?わかんないなとなるものが多いですよね。でもそれを乗り越えたらすごい世界が待っていて。いやあ、これはもういちど見よう。


 NYの伝説的コラムの映像化。『モダンラブ』。あのはじまりの歌の監督も参戦しているオムニバス形式の優しい都会の恋のお話たちです。とくにアンハサウェイの回は必見。躁鬱病の弁護士の彼女×ミュージカル、なんて面白いに決まってます。はまってます。1話目もすごくいいです。


 これはわざわざ紹介するまでもない有名な傑作ですね。『トゥルーディテクティブ』シーズン3までありますが、シーズンごとに登場人物がかわってしまうので1だけでもぜひ。マシューマコノヒーの凄さはもうたまらんです。ため息がでます。刑事物No.1かも。僕は2の途中で挫折して、ドキュメント版のトゥルーディテクティブを観ちゃいましたが。

 noteというものがどんなものか知りたくてはじめてみたので何をかけばいいのやらと思いつつ自分の忘備録的にも整理してみました。ここにアップしてないまあ全部観たけど的なドラマは鬼のようにありますが。

趣味があいますように。

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