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今にも溢れ落ちそうで、それでも

今の僕は迷子です。迷い、戸惑い、怯えながらそれでも前に進む一歩目を探している。悩みが今にも零れ落ちそうで、内心めちゃくちゃ不安です。不安と共に在ります。それでも。

私という存在は私だけで存在することはできない。存在することをたくさんのものたちに支えられながら生きている。




今パレスチナで起きていることに心を痛め、自分にできることは無いかと探しながら生きているひともたくさんいると思います。日々悪化する状況に戸惑い、怒り、悲しみ、嘆き、生きている。ぼくはデモに参加したり、署名をしたり、パレスチナ連帯キャンプに滞在してスタッフとしてお手伝いしたり、学びを深めたり、と出来ることを探りながら過ごしています。

わからないわからないと思いながらも、遠くの地で起きていることに心を寄せて想像し続け、出来ることがあれば動き続けるひとでいたい。

ぼくらは命ある生き物だ。権威や権力、テクノロジーに操られてたまるか。

感性や感受性を取り戻したいと思っています。死んだように生きたくない。
想像力を持つひとで在りたい。感情を取り戻したい。遠くの誰かのことを想うこと。祈ること。願いをとどけること。忘れたくないよ。


僕がお世話になっていて、シリア難民と共に(with)在りながらシリア難民の人々を支援している方がこんな発信をしていました。


まるで過去のことのように語られることが多くなってきたシリアですが、現在進行形で殺戮が起きています。
世界の関心には容量があるかの如く、新しい悲劇に上書きされていきますが、取り上げられなくなった悲劇は終わったわけではなく、黙殺されているということを多くの方に知って欲しいです。

杉谷遼@Stand with Syria


僕もシリアのこと、ミャンマーのこと、ウクライナのこと、その他世界で起きていること、日本の中で起きていることに目を向けられていないです。

ぼくがまだ想像できていない、知ることも出来ていないところで起きている悲劇があるのだと思います。自分の無知とちっぽけさに葛藤するけれど、まずは知ることから。





疲れていて、余裕のない日々だったのだけれど、久しぶりに見つけて読んだ友人や大切な人からの手紙に救われました。言葉がいきいきとしていて、みずみずしい。大いなる何かに包まれているようで、安心する。

手紙を読むとすっごくケアされている、満たされる感じがします。手紙の持つパワーってすごい。迷子になっている自分をどこかに連れ出してくれる不思議な力がある。大切にしたかったことや自分の原点を思い出させてくれたり。そして、そんな友人たちがいることが幸せで、嬉しいとも感じています。

ぐんぐんと進んでいく(ように見える)世界や社会に置いていかれそうで走って追いかけたくなるけれど、休むこと立ち止まること忘れたくない。



悲劇に目を向けて動き続ける人ほど、自分のケアを後回しにするのかなと思います。いつも頑張っていてすごいよ。たまにはゆっくり休もう~


遠くのひとを想うこと、日々生きること、灯火を絶やさないこと。


昨日電話で友人が「わからないことを引き受けながらもそれでもその人のことをわかろうとし続ける姿勢でありたい」「自分の中の他者性に気づき、ケアしていく」と話してくれた。


どちらも共に在ることを大切にしていて響きました。大事なことを思い出させてくれてありがとう。

近くにいても遠く離れていても、ケアしあう、お互いを想い合えるそんな関係性、withなるものを育みたいと思っています。

迷い葛藤しこれから僕はどう生きていきたいのか、生きていくべきなのか何度も何度も分からなくなって振り出しに戻る日々だけれど、なでなでよしよしと自分のことを褒めながら抱きしめながら、一歩目を踏み出していきます。


4月と5月の自分本当によくがんばった!おつかれさま!休めるときに休んでね。無理しすぎず。


ひとと自然、ひとと文化、ひとと社会、ひとと人を結びなおす、つなぎなおす、ゆるめる、ほどく、豊かな幸せな関係をみんなで創っていく事業に使わせていただきます!