【表現評論】WhitePowder「LAMUNATION!」コアレビュー Part 4 アイリス/レイラルート③
恋人とやりたいこと
朝からアイリスは、月菜とやりたいことを書き出している。もちろんチョメチョメもあるが、無理にひねり出さなくても一緒に散歩でもしながら決めればいいのではないかと。東京都内なら汐留の近くにある浜離宮などがおすすめです。
アウトレットモールに買い物に来た月菜とアイリスとレイラ。雑談中にレイラが急に求婚し、月菜はOKする。アイリスも負けじと求婚して、これにも月菜はOKする。結婚はこのくらいのノリと勢いで決めるのがいいと思う。自分の経験談ですが、結婚相談所の婚活は本当にしんどいです。身近にそういう人がいればいいんですけどね……。
唐突に格ゲーを語るレイラ。ラムネーションは2016年発売だが、当時は格ゲーなんてまったく流行っていなかったと思う。今でいうプロゲーマーはいたのかもしれないが、一般人が格ゲーを遊んでいた印象はない。2024年現在ではストリートファイター6などの格ゲーが一般に浸透して、このレイラのセリフの意味が分かる人も増えただろう。ちなみに私は格ゲーをやらないのでよくわかりません。
希望島B級グルメコンテストの抽選にもれてしまったらむね。みなはらむねを励まし、碧海ラムネ工場とチェリークラウンダイナーが協力して新商品の開発を行うこととなった。景気づけの炭酸飲料一杯を飲む音頭として「ラムネーション!」が生まれた瞬間である。
ラムネーションTV放送開始
月菜の発案により、RMCの機材を借りてインターネット番組をやることになった。2016年当時のYouTubeだと、それこそHIKAKINやはじめしゃちょー、マックスむらいくらいしかいなかった時代だろうか(よくわからない)。当時は私はスマホを持っておらず、買ったばかりのノートパソコンでニコニコ動画を観ていた。つわはすのロックマンエグゼやバンジョーとカズーイの実況が好きでした。
ネット番組の番組名はラムネーションTV。アイリスが全体の監督となり始まった。掛け声はもちろん「ラムネーション!」だ。写真をネットに挙げると灰皿にテキーラを入れた写真が返ってくる恐ろしい世界。
碧海ラムネ工場を宣伝したあと、レイラがバナナスプリットというスイーツの作り方を教えてくれる。当然ふつうに教えてくれるはずもなく、バナナに生クリームやアイスクリームをトッピングする段階で暴走して放送事故を起こす。まあ、放送事故を起こす要因が集まっているからしかたないね。
第一回放送をなんとか終了しみんなで打ち上げをする予定だったが、ラムネの注文が殺到したり、開店前にもかかわらずチェリークラウンダイナーにお客さんが大量に押し寄せたりと一息つく状況ではなくなってしまった。それぞれがやるべきことをやろうと打ち上げを切り上げ、また仕事に邁進する。