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170年前の多摩川を描いた絵巻、「調布玉川絵図」の壁画


通院している日本医科大学武蔵小杉病院に飾られている壁画です。

江戸時代末期、弘化2年(1845年)に発行。玉川(現在の多摩川)の水源から河口まで120kmに及ぶ沿岸の様子が描かれています。

武蔵国多摩郡関戸村の名主・相沢伴主がスケッチしたものを絵師・長谷川雪堤が一巻の絵図にまとめたものだそうです。この壁画は有田焼の染付陶板画です。

写真手前が現在の東京、奥が神奈川です。上丸子、二子からは船が行き交う様子が描かれています。これは両岸をつなぐ渡し舟で、それぞれ「丸子の渡し」「二子の渡し」と呼ばれていました。

多摩川には防衛上の理由から橋がなく、渡し舟が行き交う人々、馬、荷車などの運搬を担っていたそうです。

壁画が設置されている日本医大は、2021年秋のオープンに向けて新館を建築しています。オープン後、現在の建物は取り壊されることになると思いますが、この壁画は是非保存して欲しいですね。

それでは画像を紹介します。左から右へ、河口から水源地。上が神奈川、下が東京です。

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