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#5 点火型の人間になる

みなさんは普段、課題意識をどのように持っていますか? 

社会を変えたい
組織を良くしたい
気持ちよく働きたい
あの人がいろいろ文句を言っている
空調が故障したままだ
やることを整理するにはどうしよう
生活リズムを整えるにはどうしよう  などなど

様々な次元でこの「課題」があると思いますが、みなさんが普段から思う課題のレベルはどのようなものですか??

この分析によって、普段どんな思考があって、どう行動するかが分かれてくる。
自分の陥りやすい思考についても知っておくほうがよい。

すでに多くの人が読んでいるし、言葉も知っていると思うが、関心事の中にはスティーブン・R・コーヴィーの7つの習慣の中でいう、「関心の輪」と「影響の輪」があり、人には「自分ではコントロールできないこと」と「自分でコントロールできること」に分かれている。
これがわかることで、どうなるか。

自分ではどうしようもない課題に直面した、または関心がある場合に、結局「自分ができる何か」を見つけて行動しよう、という思考になることができる。

このメリットは、「文句を言うだけ」で終わりではなく、自分の行動によって間接的にその関心事に影響を与えることができるということだ。
まず、自分が動かないと、結局自分ではコントロールできないことに対して文句を言ったり、嘆いたりすることになってしまう。
そういう人は組織を変わってもまた同じことを繰り返す可能性が高い。

たすくでは、「たすくナビゲーター」という、理念・社是があり、これを毎日スタッフで読むことが朝のルーチンだ。
これに出会ったときに、とても良い会社だと思ったし、働きたい!と思った。
こういうことを働くみんなで共有して、同じ方向を向いて進みたい、という気持ちが強くなった。

この「たすくナビゲーター」の中に、「たすくを志す者は、自尊心に満ちた点火型人間である」という言葉がある。
この人と話していると、やる気が出てくる、意欲が湧いてくる、頑張ろうと思える、という人間に自分はなっているだろうか?

これが全くできていないと反省。
そして、この文があることで意識することができる。

点火できるということは、影響力があることである。
その人の影響の輪はきっと大きい。こういう人にならなければ。と普段の自分を見つめ直すことができる。

影響の輪が大きいということは、「自ら発信している人」「自ら行動をしている人」だ。その発信や行動によって、周りに火を点けていく「点火型」の人間になる必要がある。

少なくとも、消火型の人間であってはいけないし、自分一人だけが頑張っている自燃型の状態でもいけない。点火する人間にならないと。

点火型の人間になるために、自分の行動で示し続けることが大事だ、そして影響の話を与えられる輪を大きくして、周りを点火し、チームになることでより大きな影響の輪が生まれる。

※写真は、メンバーやスタッフとアジを釣ったときに、その日一番の大きさのアジを釣って、あるお子さんが「負けてられねー」と必死に釣りはじめたときの写真。


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