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CMを制作フロー

監督の拓馬です。
CM制作のフローについて簡単に説明しようかと思う。

CMの現場とドラマなどの現場の違いは細かい違いはあるが大まかには
撮影後はほぼ同フローかと思う。

違いは企画タイミングで
クライアントからのがありオリエンテーション
代理店からがプレゼン
その後プロダクションへ行くフローになる

たとえば商材リリースが決まったとして
CMを制作するとして

まず行われるのが
クライアントから各広告代理店に対して
商材説明
ターゲット
出演依頼キャスト
商材価格など
リリース、販売開始日程などがオリエンされる。

それを元に企画に入る。


さらにそこからプロダクション内で演出からの構成やコンテなどが上がり先行される。
そこでよかった、プロダクションが決まる。
その後
現場の各スタッフが決まる。
ここまできてやっと
プリプロからプロダクションに入ることができる

プロダクション
撮影準備やppmなどが終わるとやっとクランクインだ。
撮影部はワークはどうするか?
どこで構えるか?
高さは?
被写体サイズ?
レンズは何ミリ?
カメラワークでのバックに写りこみは大丈夫か?
レンズのアイリス
フォーカスを確認。
カチンコがホールド
監督のアクション!とともに緊張感が走る。
「カット!!」の声がかかると
撮影部・録音部・照明部・美術部など
すべての部署から「OK!」の声がかかれば、
「はい!次!」となる。

多くの人が携わり
現場は進行する。
悪戦苦闘しながら時にカメラが止まったとたんに笑い声が響いたり、緊張感が走ったりとしながら撮影スケジュールが進めば
ラストカット撮影お疲れ様でした!!
クランクアップ

ポストプロダクション
CM完パケとOA用テープの納品

完成したCMは
広告代理店から制作会社に
各放送局やWeb配信会社にテープやデータ納品される

こう見るとなかなか
ドラマや映画ももちろんのこと
CMの制作現場はなかなか一筋縄ではいかないことの連続だ。
反面、その分完パケてオンエアされた時の喜びは想像を超える。


拓馬監督

監督/Director

Professional Creative Team UNITS
代表
https://www.takuma-units.com/



Profile
柏田 眞志氏、上明戸幸隆氏に師事。
映画初代群馬県令 楫取素彦物語~生涯の至誠~(櫻井顕監督)と共に制作。
ヒューストン国際映画祭歴史部門プラチナ賞を受賞後、NTV『news every.』
同局『スッキリ!!』、連続ドラマなど多岐に渡り携わる。
その後
博報堂プロダクツでの経験を経て
フリーで活動。
独立後は各キー局や博報堂・大手レーベル会社など
報道/情報番組や連続ドラマ/NHK大河・TV-CMなど多岐にわたり活動。

2019年株式会社EGG設立とMedia Production(一流クリエーターが集まる会)
結成。

近年ではTV-CMやドラマなどを演出。Professional Creative Team UNITS を結成。

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