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【2024年2月】kindle出版の準備

サムネイル画像は、我が家ではやっている「スイカゲーム」のデコポンを模してつくったモノです。
家族4人とも好きなゲームです。

1月に引き続き、kindle出版に向けての準備を進めています。

2月は、1月にネタ出しとしてXに投稿した文章に肉付けをしていく作業をメインに行いました。
2万字くらいは絞り出したでしょうか。
これからの1ヶ月は推敲に推敲を重ねて、「本」に仕上げていきたいと思います。

本の中身を読んでもらうために、出だしの文章は大事です。
本の顔ともいえる「はじめに」の部分を今日は書いてみたので、以下に載せておきたいと思います。
4月の出版に向けて、ラストスパート頑張ろう!

はじめに


本書『対人援助一年目の教科書』は、対人援助をはじめたばかりの人、これから対人援助職になる人のために書きました。

「コミュニケーションに苦手意識がある」

「仕事の段取りが悪くて困っている」

「対人援助をやっていてジレンマを感じている」

などといった悩みのある人は、ぜひ読んでいただけたらと思います。

はじめまして、takumaと申します。

わたしはどこにでもいるただの対人援助者です。

たいした学歴や職歴はありません。

SNSで名が知られていたり、業界でちょっとした有名人だったり、なんてこともありません。

今年で40歳になるわたしは、福祉系の大学を卒業してから、これまでずっと対人援助の仕事をしてきました。

何者でもわたしにとって、この18年の対人援助歴が唯一の武器です。

とはいえ、対人援助者としてのわたしのキャリアは、決して順風満帆ではありませんでした。

わたしの社会人生活は、病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)という仕事からスタートします。

もともとコミュニケーションが苦手なわたしにとって、はじめての対人援助は、できないことの連続でした。

相談者とはうまく会話することができず、医者や看護師など他職種との連携もうまくいきません。

仕事の段取りも悪かったので、上司や先輩に迷惑をかけてばかりいました。

「いったい何のために働いてるんだろう」

「自分って対人援助に向いてるのかなぁ」

と、答えの出ない問題と向き合う日々。

結局その病院では3年働きましたが、うまくいかずに退職することになります。


その後、介護施設の生活相談員という仕事に就いて、現在に至りますが、この間も失敗と挫折の連続です。

でも、そんな経験を重ねてきたおかげで、貴重な学びを得ることができました。

本書では、そんなわたしの経験をもとにして、

対人援助に必要な、他者とのコミュニケーションのとり方や仕事のスムーズな回し方、ジレンマへの向き合い方などについてまとめました。


わたし自身、本書に書いた内容を対人援助一年目のときに知ることができたら、もっと楽に働けたのではないかと思います。

あの頃のわたしと同じように対人援助で悩んでいるあなたに、本書が少しでも役に立てたら、これ以上の喜びはありません。


2024年4月 takuma


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